舞台「呪術廻戦」はアクション、ダンス、歌、笑い、そして感動 佐藤流司「最高のエンタメ」

2022/07/15 18:00 配信

2.5次元 動画

舞台「呪術廻戦」が開幕※WEBザテレビジョン撮影

7月15日開幕の舞台「呪術廻戦」公開ゲネプロが、東京・銀河劇場で開催された。

呪術師と呪霊の戦いを描いた大人気コミックを舞台化


本作は、「週刊少年ジャンプ」で連載中の芥見下々による大人気コミックの舞台化で、人間の負の感情から生まれる呪いと、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描いた物語。驚異的な身体能力を持つ高校生の虎杖悠仁(佐藤流司)は、自身の高校に現れた呪霊を倒すため、呪いの王・両面宿儺(五十嵐拓人)の指を飲み込み、肉体を共有してしまう。最強の呪術師である五条悟(三浦涼介)の案内で、対呪い専門機関である「東京都立呪術高等専門学校」通称・呪術高専へと編入し、同学年の伏黒恵(泰江和明)、釘崎野薔薇(豊原江理佳)と共に呪術を学ぶことになる。

主人公の虎杖悠仁(佐藤流司)※WEBザテレビジョン撮影


ド迫力のプロジェクションマッピングが生み出す没入感


呪術師VS呪霊の戦闘シーンが多い本作。術式の表現には舞台全面を覆う紗幕を利用したプロジェクションマッピングを多用し、作品の世界観に没入できるド迫力の戦いが舞台上で繰り広げられる。敵となる呪霊については、映像だけでなくアンサンブルやパペットも活用して、観客を飽きさせることのない鮮やかな見せ方を実現している。

アクションの他、歌唱やダンスパートも多数あり、特に呪術高専でのシーンでは、2年生や釘崎を中心にポップでコミカルな楽曲も披露。シリアスな物語にひとときの明るさを添えていた。

呪術高専でのシーン※WEBザテレビジョン撮影

テレビドラマや映画の脚本でも活躍し、舞台「帝一の国」「はじめの一歩」などを手掛けた喜安浩平が脚本を担当。演出は舞台「パタリロ!」や「笑ゥせぇるすまん」を手掛け、NHK「みいつけた!」のオフロスキーとしても知られる小林顕作。小林は劇中曲の作詞作曲も担当している。上演時間は約2時間30分(休憩込み)。

舞台「呪術廻戦」は、東京公演が銀河劇場にて7月15日(金)から31日(日)まで、大阪公演がメルパルクホール大阪にて8月4日(木)から14日(日)まで上演される。U-NEXTにてライブ配信も予定されている。

真人(左/太田基裕)と吉野順平(右/福澤希空)※WEBザテレビジョン撮影