板垣瑞生が、綾野剛主演の日曜劇場「オールドルーキー」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第4話(7月24日放送)に出演することが分かった。板垣は、日曜劇場「日本沈没ー希望のひとー」(2021年、TBS系)のParaviオリジナルストーリー「最愛のひと~The other side of 日本沈没~」ではW主演を務めており、日曜劇場とは縁があったものの、TBSドラマへの正式な出演は本作が初めて。撮影を振り返り「実際に野球と触れ合ってみると、野球選手の方々の生活だったり、選手にとっての練習や試合、いろんなものがそこに詰まっているんだなと思いました。だからこそ、野球選手としての生の一瞬を日曜劇場で表現したいと思いました」とコメントを寄せた。
同作は、サッカー以外のスキルや経験が何もないどん底に追い込まれた主人公が、新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語。
脚本は「HERO」シリーズなどで知られる福田靖氏が担当し、トップアスリートたちの“生の声”を反映しつつ、セカンドキャリアへ踏み出す主人公の姿を完全オリジナルで描く。
板垣が演じるのは、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」に所属する横浜DeNAベイスターズ2軍選手・北芝謙二郎。ドラフト2位でベイスターズに入団するも、2軍のまま6年目を迎えた今シーズン、24歳という若さで戦力外通告を受けることが決まっているプロ野球選手だ。
北芝は、「ビクトリー」との契約も間もなく終了することをマネージメントを担当している梅屋敷(増田貴久)から告げられてしまう。そんな北芝の現状を知った新町が、最後のマネージメントを手伝いたいと名乗り出る。新町は野球選手として最後までチームでの役割を全うしようとする北芝と接していくうちに、自分の中でいまだ捨てきれていないサッカー現役復帰への未練が浮き彫りになっていく。
そして物語のリアルさを追求するため、撮影は横浜DeNAベイスターズの2軍本拠地である横須賀スタジアムで行い、より本物に近づけている。
また、17日(日)放送の第3話では、記者会見で逆切れした様子がネットで拡散され炎上してしまった日本のトップマラソンランナー・秀島修平(田中樹)に絡む通行人役として、酒井貴士(ザ・マミィ)が出演。酒井のドラマ出演は今作が初となる。
コントでは独特なキャラクターを演じることが多い酒井が今回挑んだのは、秀島が失踪するきっかけともいえる重要なシーン。コントで培った演技力で、芝居とは思えないリアルな絡みっぷりを披露する。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)