早くも“秀島ロス”演技を超えた田中樹のリアルなマラソンランナー役にハマる民続出〈オールドルーキー〉

2022/07/18 18:12 配信

ドラマ レビュー

ビッグマウスなマラソンランナーの秀島修平(田中樹)(C)TBS


7月17日放送の日曜劇場「オールドルーキー」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第3話にゲスト出演した田中樹(SixTONES)の、まるで本物のマラソンランナーのような佇まいが注目を浴び、「#オールドルーキー」と共に彼の役名の「秀島さん」もTwitterのトレンドワードとなった。

第3話の主人公はビッグマウスのマラソンランナー


本作は、ある日突然、選手引退を余儀なくされた37歳の元Jリーガーが、サッカー以外のスキルも知識も経験も無いどん底からセカンドキャリアをスタートさせ、新たな目標に向かっていくヒューマンドラマ。同時に、再び娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語でもある。(以下、ネタバレ含みます)

今回のストーリーは、マラソンがテーマ。マラソン界の絶対的エース・秀島修平(田中樹)は、ビッグマウスでも知られている選手。“市原国際マラソン”への出場会見でも、日本記録更新の可能性についてきかれると、「もちろん。でも本当の目標は日本記録ではなく世界記録。このレースで世界を驚かす走りを見せて、パリ五輪で金メダルを獲るステップにしたい」と豪語する。

そして、レース本番。秀島はトップを独走。しかし、35kmを過ぎたあたりからどんどん抜かれ始め、最終的に10位という不本意すぎる結果に…。本人的には調子が良かったはずなのにどうして最後に失速したのかわからず、混乱する。

“ビクトリー”で入社当時から秀島の担当をしている塔子(芳根京子)は、ありえない惨敗にショックを受け不安定な精神状態の秀島を囲み会見に無理に出させ、惨敗を責め立てるような物言いの記者たちにキレた彼は、会見途中で帰ってしまった。

秀島の態度にネットは大炎上。彼のメンタルを考慮できずに会見に出した塔子と彼女のサブに就いていた亮太郎(綾野剛)は、“ビクトリー”社長の高柳(反町隆史)に大目玉をくらってしまう。そんな中、秀島が「担当を塔子から亮太郎に替えてほしい」と言い出す。

秀島のメンタルを考慮できなかった塔子と亮太郎に社長の高柳は激怒(C)TBS


慣れないながらも1人で秀島の担当になり奮闘する亮太郎だったが、ある日の練習中、チンピラに絡まれ、そのやりとりを動画に上げられてしまう。それ以来、秀島は音信不通に…。

途方に暮れる亮太郎に、塔子は秀島が居そうな場所を告げる。そこに行ってみると、本当に秀島が居た。自信を無くしてしまったこのエースランナーを亮太郎は再起させることができるのか…。というのが今回のストーリー。