Boys be/関西ジャニーズJr.の池川侑希弥が、2023年春公開の映画「雑魚どもよ、大志を抱け!」で主演を務めることが決定した。
「雑魚どもよ、大志を抱け!」は、「百円の恋」「アンダードッグ」「喜劇愛妻物語」、2020年秋のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」などを手掛ける足立紳監督による最新作。足立自身が執筆した小説「弱虫日記」(講談社)を原作とし、「プライドを必死に獲得しようともがいている少年たち。その姿を今の世の中に問うてみたい」と制作に臨んだ。
本作の主役は、昭和の終わりごろにとある地方の町で育つ小学6年生男子たち。主人公・高崎瞬(池川)は、がんの手術で片方の乳房を無くしたロうるさい母親・佳子(臼田あさ美)と多くを語らない父親・作郎(浜野謙太)の下で育つ、仲間たちとのバカな遊びやいたずらに夢中なやんちゃな男子。
その瞬の親友たちには、犯罪歴のある父(永瀬正敏)を持つ隆造(田代輝)や、いじめを受けながらも映画監督になる夢を持つ西野(岩田奏)など、さまざまなバックボーンを抱えて苦悩しつつも懸命に明日を夢見る少年たちがいる。
子ども同士のシビアな権力争いやいじめを前に、友達を守るために、そして大嫌いな自分と決別するためにも、瞬は勇気を振り絞る。少年時代の“葛藤と前進”、“出会いと旅立ち”を描く感動の物語だ。
本作において、オーディションで抜てきされて映画初主演を務めるのが、Boys be/関西ジャニーズJr.の池川。子ども同士の争いや家族の事情に翻弄されながら育つ瞬の揺れる心情を、繊細に演じ切った。映画初主演とは思えない堂々とした存在感と瑞々しい演技に注目だ。
同級生たちには、田代輝、白石葵一、松藤史恩、蒼井旬、坂元愛登、岩田奏ら、オーディションで選ばれた少年たちがそろい、複雑な家庭環境で必死に生きる個性豊かな子どもたちを熱演する。そのほか、瞬の母親・佳子を臼田、父親・作朗を浜野、妹・ワコを新津ちせ、瞬の親友・隆造の父親・真樹夫を、永瀬正敏、母親・美奈を河井青葉が演じる。
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