M!LK、メンバーの活躍は「M!LKの知名度を上げてくれてありがとう」個人仕事もグループに還元

8月10日(水)にニューシングルをリリースするM!LK撮影=友野雄

8月10日(水)にニューシングル「奇跡が空に恋を響かせた」をリリースするM!LK。表題曲はドラマ「僕の大好きな妻!」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)のオープニングテーマにもなっている、爽やかな王道ラブソングだ。WEBザテレビジョンではメンバー全員にインタビューを行い、楽曲や秋に控えるツアーについて語ってもらった。また、「テッパチ!」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)に出演中の佐野勇斗をはじめ個人での活躍も目覚ましいM!LK。「それぞれの個人仕事で、M!LKの“貯金”を増やしていく」というグループの意識についても聞いた。

ニューシングル表題曲はM!LKの王道


──表題曲「奇跡が空に恋を響かせた」を最初に聴いた印象を教えてください。

佐野勇斗 「そう来たか」と思いました。メジャーデビュー曲「Ribbon」や、その次に配信リリースした「HIKARI」は“いわゆる昔からのM!LKっぽい曲”ではなくて、「次も同じ印象で来るのかな」「夏だし激しい曲とか?」と思っていたので。

──ここでM!LKの王道が来るのか!と。

佐野 はい。

吉田仁人 爽やかさもあるけど穏やかさもあって。ミュージックビデオを撮影した日が晴天だったので、“夏ソング”っぽさも出たんじゃないでしょうか。

──歌詞の中で、特に好きなフレーズや歌詞をお一人ずつ教えてください。

佐野 2番の「星花火」です。「星花火」って、かわいくもありロマンチックでもある言葉だなと思っていて。沖縄でMVなど撮影して、最後の日の夜にみんなで花火をしたんですけど、空を見上げたら星がめちゃくちゃ綺麗に見えて、星爆弾だったんです。

山中柔太朗 そこは「星花火」って言ってよ(笑)。

塩崎太智 でも、本当にめっちゃ綺麗だったよね。

佐野 うん。歌っていると、あのときのことを思い出します。

曽野舜太 僕は「22°の先」です。確か「22」ってエンジェルナンバー(特別な意味が込められている数字)なんですよ。しかも、「22」って、片方の「2」を反転させるとハートになるんですよね。

吉田 ここで言う「22°」ってハロ現象(雲の中にある氷の粒に太陽の光が屈折して起こる現象。太陽の周りにうすい光の輪ができる)ときの角度のことなんだよね?

曽野 そうそう。そうなんだけど、それだけじゃなくて、エンジェルナンバーでもあって、ハートにもなる。すごい“奇跡”だなと思って。

吉田 僕はDメロの「恋と名付けるにはあまりに強くて」。「恋」という言葉では片付けられないくらいの強い想いってあると思ってて。「ウキウキとかじゃなくて、もう苦しいんやって」っていうくらいの。……知らないですけど(笑)。でもそういう劇的な感情ってあるよなって。

塩崎 僕はその続き「もうこんな瞬間は二度と来なくていい」です。恋をしている時期はもう二度と来なくていい、ってことは、もうこの人以外のことは好きにならないっていうことなんですよ!「二度と来なくていい」って、否定的な言葉なのに、深いなと。

山中 僕は「やっと出会えたね」がこの曲のキーポイントだと思っていて。「会ったことない運命の人に会えた」とか「ひさしぶりに会えた」とか、いろんな意味に捉えられるので、聴く人それぞれの意味に置き換えて聞いてほしいですね。

左から塩﨑太智、山中柔太朗、曽野舜太撮影=友野雄


──「やっと出会えたね」のフレーズは佐野さんが担当されていますが、ライブではどのような気持ちで言っていますか?

佐野 「キャー」って言ってくれるかなって(笑)。

吉田 言ってくれてる?

佐野 今のところ1回も言ってくれてない(笑)。

──コロナ禍の今は歓声をあげられないですからね。ファンの方は、心のなかで「キャー」って言っていると思いますよ。

佐野 でも、ここ本当に難しいんですよ。

塩崎 曲中のセリフって、今までのM!LKの曲にはなかったしね。

佐野 そう。だからライブでは、何かしらアクション起こしてもらえるとうれしいです。

左から吉田仁人、佐野勇斗撮影=友野雄