5月28日(日)朝10時からCSテレ朝チャンネル2で放送の「津田大介 日本にプラス」マンスリースペシャルは、人気プロレスラー・棚橋弘至選手に加え、ブシロードの木谷高明社長をゲストに迎え、女性や家族連れなどの客を増やし、大復活した新日本プロレスの秘密に「リング上と経営改革」の2つの視点から迫る。
カリスマ・アントニオ猪木が設立し、ちびっ子のヒーローとなった初代タイガーマスクなど1980年代にテレビのゴールデンタイムで圧倒的人気を誇ったものの、2000年代に主力選手の相次ぐ退団や総合格闘技ブームなどで“冬の時代”を迎えた新日本プロレス。
それが今、“プロレス女子”と呼ばれる女性ファン、家族連れなどが急増し、売上高もどん底だった時期から3倍増(32.4億円)にまでV字回復した。その理由は何か?
2012年に新日本プロレスをグループ化した木谷氏、“冬の時代”からリング上で孤軍奮闘して新日本プロレスを支え続けたエース・棚橋選手が報道番組のスタジオで語る。
番組では、新日本プロレスの春の後楽園ホール大会、両国国技館大会の激闘を取材。そこで、プロレスを見に来る女性客、家族連れにインタビューを行った。
さらに、会社勤めの25歳“プロレス女子”に密着取材。2年前からプロレスを見に来るようになった理由、新日本プロレスや選手の魅力を聞く。
また、5年前からオーナーとなった木谷氏が仕掛けたSNSなどを駆使した宣伝戦略にも注目。そこから見えてきた女性がプロレスにハマる理由とは…?
この報道番組ならではの綿密な取材により、今のプロレスの楽しみ方が見え、興味を持ってはいるが観戦の仕方などが分からず、なかなか踏み込めなかったプロレス初心者にとってもうれしい、いわば観戦ガイドとしても楽しむことができる。
もう一つの見どころは、新日本プロレスの創設から現在までの45年間を、テレビ朝日が秘蔵する数々の歴史的な名試合を通じて紹介するVTR。
アントニオ猪木の異種格闘技戦、タイガーマスクの四次元殺法、藤波辰爾×長州力の抗争、伝説の田園コロシアム、闘魂三銃士の死闘、新日本対Uインター全面戦争、棚橋のデビュー戦とIWGP初載冠での涙、オカダ・カズチカ対棚橋弘至戦など、名試合・名場面が満載だ。
また、真壁刀義選手などの数々の当事者インタビューを敢行。スタジオでは、報道番組初出演ながら新日本プロレス復活に向けた、レスラーとしての取り組み、エースとしての思いをスマートに語る棚橋選手にも注目が集まる。
その語った秘話から見える、新日本プロレスの黄金時代から“冬の時代”、そして現在への歩みと大復活の秘密とは?
――今日、出演した感想を。
木谷社長:詳しくプロレスを扱っていただいて本当にありがたいと思っています。これで、より大勢の人にプロレスを知っていただき、映像を見たり会場に来ていただいたりすれば、幸せだなと思います。
棚橋選手:これでまた有名になってしまいますね(笑)。僕は、日本は有名になれば解決することがいくつもあると思っているんで。これからも有名になります!
――学生時代にマスコミを志望でスポーツ記者を志望していたという棚橋選手、報道番組は初出演ということですがどうですか?
棚橋選手:僕はどっちかというとおバカで、ただ楽しければいいというレスラー像だったんですけども、ちょっと、インテリな部分が出てしまいましたね(笑)。
あまり、いちレスラーが新日本プロレス復活に関して、経営面などは語らず、ただ楽しんでいただければと思っていたのですが、番組ではこれまでの思いを込めて語らせていただきました。プロレスファンの方には、興味を持って聞いていただけると思います。
そっち(インテリな部分)の引き出しも実はまだいっぱいあるんで、またぜひ、よろしくお願いします。次はスーツですかね。
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