安部乙、自分らしさを見せたファースト写真集 演じる役は「新規開拓」したい

2022/07/23 19:00 配信

芸能一般 インタビュー

安部乙撮影=岡田健

秋元康プロデュース「劇団4ドル50セント」の劇団員として活動中の安倍乙。グラビアで人気に火がつき、数々の雑誌の表紙を務めてきた。そんな安倍が満を持して、8月2日(火)にファースト写真集「吐息の温度」を発売する。また、現在は「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)内の「あざと連ドラ」にも出演中。インタビューでは、初めての写真集への思いや演技について掘り下げ、マルチな活躍を見せる安倍の素顔に迫った。

写真集の発売は、まだ現実味がない


――初めての写真集の発売を前にした、今の心境はいかがですか?

この撮影は2月ぐらいで髪の毛も長いですし、もはや懐かしいなぁと感じます(笑)。でも発売するんだという実感が今はないから、発売されて書店とかに並んでいるのを見てやっといよいよだなって感じるのかなと思っています。あんまり現実味がないです(笑)。

――写真集はもともと出したいなと思っていたのでしょうか。

思っていました! 「20歳を記念して写真集を出しました」という人が結構多いから私も20歳のタイミングで出すのかなと予想していたんですけど、まさかの22歳だからびっくりしましたね。

――この22歳のタイミングでよかったなと思いますか?

確かに、思いますね。2年しか経っていないですけど、20歳の頃のことを考えたら顔つきも子どもっぽいですし(笑)、今は大人な表情ができるほうだからこのタイミングでよかったなと思います。

安部乙撮影=岡田健


私のやりたいことが伝わった

安部乙撮影=岡田健


――写真集を作るにあたって、安倍さんから意見を出したことはあるのでしょうか?

カメラマンが前(康輔)さんという方なんですけど、個展を見に行ったりして、その雰囲気がすごくいいなと思っていたんです。だから「グラビアみたいなパキッとした感じじゃなくて、普段の感じで撮ってほしい」ということは言いましたね。実際に喋っているときもずっと撮っていただいて、どれだけ素を引き出せるかを考えてくださったので、私のやりたいことが伝わったんだなと思って嬉しかったです。

――今回の写真の中で一番自分らしいカットと、逆に新鮮に感じたカットは?

自分っぽいのは食べているところです。写真とかであんまり収めたことがないですけど(笑)、食べるのが好きなので。自分っぽくないのは大人なワンピースです。普段ずっと笑っているタイプだから、こういう妖艶な感じはいつもなら見られない表情かなと思います。

――沖縄での撮影で印象的なことはありますか?

座間味島というところに行ったんですけど、東京と180度違うというか。東京はめちゃめちゃ都会だし、人もせかせかしているというか(笑)、時間に追われている感があるんですけど、座間味島はTHEスローライフな場所で。人口も少なくてみんなゆったりしていて、猫ちゃんも東京だと近づくとバーっと逃げたりすると思うんですけど、向こうから近寄ってきてくれたりして。そこも県民性を表しているなというか(笑)、住んでいる人の雰囲気がゆったりしているから、猫ちゃんも警戒しないんだろうな、すごくいいなと思いました。

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