2013年に第1作が公開され、人気サバイバル・スリラーシリーズとなった映画「パージ」。第4作となる映画「パージ:エクスペリメント」が、映像配信サービスdTVで配信スタートした。
本シリーズの舞台は、“パージ法”が取り入れられたアメリカ。パージ=浄化を意味するこの制度は、1年に一晩=19時から翌朝7時までの12時間、すべての犯罪が合法になるというもの。これによりアメリカの失業率と犯罪率は低下したという良い面がある一方で、殺人も強盗も合法化されたこの一晩を生き抜かなければならない。
これまで、イーサン・ホークが主演した第1作「パージ」、パージ反対派の組織が暗躍する2作目「パージ:アナーキー」、パージの撤廃を掲げる議員が戦う「パージ:大統領令」と、その一夜を生き抜くさまざまな人々のサバイバルが展開されてきた。そして、4作目となる「パージ:エクスペリメント」の舞台は、パージ制度が取り入れられる前の時代。どのようにこの猟奇的な制度が取り入れられたのか、そのオリジンに迫る。
本作では、「パラノーマル・アクティビティ」シリーズの製作ジェイソン・ブラムと、「トランスフォーマー」シリーズの監督マイケル・ベイが共同プロデュースを手掛ける。R15+指定。
21世紀、アメリカは経済が崩壊し、“アメリカ建国の父”を名乗る新政党NFFA(the New Founding Fathers of America)が政権を握っていた。彼らは犯罪率を1%以下に抑えるためにある施策を採用する。それは、メイ・アップデール博士(マリサ・トメイ)が考え出した1年に一晩だけ殺人を含む全ての犯罪が合法となる“パージ法”だった。
反対デモが起こる中、全国での適用の前にニューヨークのスタテン島内だけに施行する“実験”が行われることが決定。島に残る島民には5000ドルの賞金が用意された。島の住民たちは不安を抱えながらパージ当日を迎える。島のギャングのボス・ディミトリー(イラン・ノエル)は、愛する人を守るために島に残ることを決意。撮影ドローンや参加者に義務づけられたコンタクトレンズからの映像を国民が見守る中、人々は生き残ることができるのか。
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