続くマクファーの自宅訪問では、いつもストレートな言葉と行動で尾崎に愛を伝える彼の過去が明らかになった。シンガポールで暮らすマクファーの母親は、尾崎と同じくバリバリ仕事で活躍中。「私は一生働いて生きていきたい」と笑顔で語るアグレッシブな女性だ。
マクファーとも良い距離感を保っているようで、彼を差し置いて尾崎と話し込む。そんな中で、普段は尾崎をリードするマクファーの母親を前にした恥ずかしそうな息子の顔も印象的だった。母親曰く、海外の学校に通っていた頃はいつもいじめられて帰ってきたというマクファー。それでもめげず、真面目に他人や自分の人生と向き合ってきたそう。だから「優樹は決して人に嘘をつかない、人間としては信頼してもいい」と母親。彼の言葉と行動が常に一致している理由を尾崎は知った。
一方、マクファーとは対照的に不器用ながら尾崎との距離を縮めてきた長谷川。そんな恥ずかしがり屋な彼のことを家族も知っているが故に、今回の旅に参加したのは意外だったようだ。
「彼女のおかげで変われた」と家族に語る長谷川。実家訪問前に二人でバスケを楽しんだ時も「久しぶりに会ったけど、可愛いね」と尾崎を褒めたり、家族の前で彼女を「俺の人生に光を当ててくれた大切にしている人」と紹介したりと、包み隠さず愛を伝えるようになった。そんな彼といる時の尾崎はとても自然体で、旅の目標でも会った「鎧を脱ぐ」を既にクリアしているように思う。
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