城桧吏×新垣結衣が語る、生徒と先生のような関係性「新垣さんが仲直りの場を作ってくださった」

城「楓雅と僕が現場でちょっとした喧嘩をしちゃって…」

新垣結衣&城桧吏 撮影=富田一也/スタイリスト=一宮理紗(城)、道券芳恵(新垣)/ヘア&メーク=松原美穂(城)、藤尾明日香(新垣)


――本作では、新垣さんが先生で城さんたちはその生徒という間柄ですが、城さんは本作を通して、役者の先輩である新垣さんから学んだことはありますか?

城:瑤子先生はちょっと頼りないキャラクターなんですが、新垣さんご自身は本物の先生みたいで。しっかりと僕たちのことを見てくれているんだなといつも感じていました。瑤子先生と新垣さんのギャップがすごくて、瑤子先生のちょっと抜けている部分とかを…上から目線みたいになっちゃうので、どう言えばいいのかわからないんですけど…。

新垣:言ってください(笑)。全然上から目線じゃないよ。

城:そのギャップの差を感じさせないくらい、ナチュラルに演じられるのがすごいなと。

新垣:ありがとうございます。

――具体的に新垣さんのどういうところに“先生”みを感じたのでしょうか?

城:そうですね…撮影の…どうしよう…。

新垣:どうした!?(笑)

城:楓雅と僕が現場でちょっとした喧嘩をしちゃって。そのときに、新垣さんが「集合」って僕たちを呼んで、「何でこうなったの?」って一旦事の経緯を聞いてくれたんです。それから、「仲直りできる?」って促してくれて、そこで僕たちは「ごめんね」ってお互いに謝り合って…ということがあったんです。新垣さんがあのとき、仲直りの場を作ってくださったから、その後の撮影にも響かなくて。

――想像していた以上に先生ですね。

新垣:いやいや、先生というか…スムーズに話が進むように「どうして?」というのを聞いていただけで、「どうしろ」って言ったわけではなくて。

――それによって、城さんたちは自分の気持ちが整理できますもんね。

城:はい! まさにそうでした。

新垣:一難超えたあとの2人のラブラブ度がさらに深まってね(笑)。より一層距離感が…。常にどこか触れ合ってるんじゃないかっていうくらい近かったよね。

城:(笑)親密度が増しました。

新垣:良かったと思って、安心しました。雨降って地固まるみたいなね。

関連人物