片寄涼太、 “シンデレラガール”江藤萌生の印象は「昔の僕と比べたら、江藤さんはきちんとしててすごいと思う」<「運命警察」インタビュー>

「運命警察」第3話より (C)テレビ東京

片寄「自分自身に問い掛けられていると感じることが多かったです」


――女優になりたいという夢を持ちながらも清掃会社で働く命の運命のズレに気付いたセブンは、元通りに戻すために福田七男として現世に降り立ち、命の人生に関わっていく。

片寄:タイトルからどんな内容なのか想像がつかなかったのですが、生と死を含めいろんな人の運命が描かれていて面白い! 自分の幸せか、それとも誰かの幸せを選ぶのかといった核心を突いた部分も見どころの一つで、自分自身に問い掛けられていると感じることが多かったです。

江藤:人の運命を守っている警察という着眼点が面白いと思いました。そして運命が決まっていたとしたら、あなたはどう行動するのか?という強いメッセージが込められています。命を含め、登場人物たちから勇気をもらえると感じました。

――“運命”が物語の大きなテーマに。

江藤:よく無意識に運命という言葉を使いますが、本当に運命が決まっていたら面白いと思います。私も今回のオーディションの募集を見たときに人生で初めてビビビと感じました。何かこれまでと違ったんです!

片寄:僕は音楽と作品が重なり合ったときに運命を感じる。この作品でこの楽曲なのは運命だ!って。もちろんこの作品に出られるのも運命。楽しみながら撮影しているので、多くの方に楽しんでいただきたいです。

取材・文=玉置晴子