元乃木坂46・新内眞衣、言葉で伝える仕事に感じる難しさとやりがい「ラジオという場所で、私は“生きる”ことができた」【連載：Museの素顔 #11】

21歳からのアイドル活動も「始める一歩を踏み出すことが大切」

——最後に、「仕事で大事にしている言葉」、「誰かに言われた心に残っている言葉」、「好きな言葉」の3つを教えてください。

仕事で大事にしている言葉：一期一会

テレビもラジオも、どんなお仕事もいろんな方が関わってくださって、今日その日しか撮れないものって絶対あると思うんです。それこそライブや握手会をやっていると、今日しか来られない人とかいっぱいいるんだろうなと実感していたので、人との出会いを大切にやっていきたいと思います。

誰かに言われた心に残っている言葉：どうせ100年後、みんな死んでるから

YouTubeにも上がっているんですけど、伯山さんにこの間言われて、「たしかに！」って。仕事もそうですけど、プライベートでも落ち込むこともたくさんあるじゃないですか。でも“どうせ100年後にみんな死んでいる”んだって思ったら、そんなに思い悩まなくてもいいのかも、と思って、ちょっと心が軽くなりましたね。

好きな言葉：物事を始めるのに、遅すぎることはない

私自身、21歳からアイドルを始めたので、スタートが圧倒的に遅いんですよ。それでも乃木坂として活動させてもらうことができたので。ピラティスの先生もよく言うんです。ピラティスって始める年齢は関係なくて、70代の人でも、腰が悪くて曲がっていた人でも、変われるって。やりたいことはいつでもやるべきだし、始める一歩を踏み出すことが大事だなって思っています。

新内眞衣　プロフィール

しんうち・まい＝1992年1月22日、埼玉県出身。B型。2013年から乃木坂46・2期生目メンバーとして活躍。2022年2月にグループを卒業し、セント・フォースに所属。現在は「爆問×伯山の刺さルール！」（テレビ朝日系）でMCを務めるほか、ラジオ「土田晃之　日曜のへそ」「SDGs MAGAZINE」(共にニッポン放送)に出演している。

交流のある同事務所所属のアナウンサーは「まだ所属して5カ月なので、皆さんとあまりお会いしたことがないんですが、谷尻萌さんとは、美容に関することとかを少しお話ししました。望月(理恵)さんは私がラジオでよくお世話になっていた上柳昌彦アナウンサーとご一緒されていることが多かったので、一度お話してみたいなと思っています。あと、潮田(玲子)さんには、私も中学時代ちょっとだけバドミントンをやっていて、今もやりたいなと思うことがあるんですけど、体育館がなかなか取れないので、普段どこでバドミントンをやっているのか、教えてほしいです(笑)」

取材・文＝四戸咲子