韓国の人気俳優・チソンが“双子”役で一人二役を演じ、ソ・ジヘ、イ・スギョンなども出演するドラマ「アダマス 失われたダイヤ」が7月27日に韓国国内で放送(毎週水・木)を開始した。初回と第2話で描かれたのは、チソン演じる双子の兄弟、ウシンとスヒョンがそれぞれのやり方で最愛の継父殺害の真相を暴くため立ち上がるエピソード。「キルミー・ヒールミー」(2015年)や「知ってるワイフ」(2018年)など、出演作が軒並み高視聴率をたたき出し、“視聴率保証俳優”と呼ばれるチソンが、前評判通りの見事な演技を見せている。(以下、ネタバレを含みます)
「アダマス 失われたダイヤ」は、22年前に継父を殺された双子の兄弟が事件の真相を追うクライムサスペンス。韓国での放送の他、日本ではディズニー公式動画配信サービス・ディズニープラスのコンテンツブランド「スター」にて独占配信される(毎週木金0時配信/全16話)。
容疑者イ・チャンウが逮捕され、事件は解決しているかに見えたが、22年がたって双子のもとに別々のルートから“犯人は別にいる”という情報が入る。真実を明らかにするため、2人はそれぞれの能力を駆使し、真犯人と事件の凶器とされるダイヤモンドの矢“アダマス”を捜すことに。スリリングな真実追跡劇が同作の見どころだ。
そして、主人公となる双子をチソンが一人二役で演じる。
弟のウシンは、平常心を失わない極めて理性的な人物で、ベストセラー推理小説作家として活躍中。穏やかな話し方と適度なユーモア、思いやりのある性格で“好青年”の印象だが、実際は人の心を読んで裏をかき、交渉を有利に進める能力に長けた、食えない人物だ。
「イ・チャンウは犯人ではない。凶器はヘソンのシンボル“アダマス”です」という匿名の手紙を受け取ったウシンは、アダマスを捜すため大企業ヘソングループのクォン・ジェギュ会長宅に回顧録の代筆者として入り込む。だがそこは、魑魅魍魎(ちみもうりょう)うごめく不気味な場所だった――。
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