――元々「yes,mama ok?」として音楽活動をされてきた中で、現在のようにバラエティーやドラマに出演されるようになったのはどういった経緯だったのでしょうか?
それまでは「フルタイムミュージシャン」で、どんなに暇でも音楽しかやらなかったんですが、yes,mama ok?のプロモーションビデオを撮っていただいたプロデューサーに認められて、TOKYO MXで放送されていた「テレバイダー」(2001~2002年)のアンカーマンに抜てきされたんです。
それが縁でテレビに出始めたのですが、そこから突然、音楽の仕事をほとんどやらなくなっちゃって(笑)。「テレバイダー」が僕のテレビデビューでしたね。
――振り返ってみて、テレビデビュー作となった「テレバイダー」はいかがでしたか?
その当時は、MCを突然初めてやることになり、訳も分からずただがむしゃらにやっていました。でも振り返ると、面白かったですね~。あの番組は当時話題性があったので、(それによって自分自身も)成長できたので、「うれしいな~、楽しいな~」と思って今日まで続けられたと思います。
――そこから“エアギター”などでバラエティーをにぎわせていくことになりますが、個人的には金剛地さんが元々ミュージシャンだと知っていたこともあり、当時非常に驚きました。エアギターをやりだしたきっかけはどのようなことだったのでしょうか?
元々はテレビ番組の企画として始めたことだったんですが、その企画を私にやらせようと言ったのは、「テレバイダー」からずっと一緒にやってきた作家陣、スタッフ陣でした。
「金剛地を世界大会に挑戦させたら面白いだろう」ということで提案してくれたんです。おかげさまで当時は非常に忙しくさせていただきました。ありがたかったですね。その頃はドラマよりもバラエティーの出演が多い時期もありました。
――最近は再び音楽活動も積極的にされていて、ドラマ、音楽、バラエティーとさまざまな分野で活躍されていますが、これから先どのような活動を思い描いてらっしゃいますか?
今の自分のキャラクターを伸ばして、まだ、あまり映画に出演してないので、映画にも出演したいですね。(役柄については)どんな役でも構いません、今は頂いた仕事を精いっぱい演じて、いずれは悪役をやってみたいと思っています。
私は座右の銘が「ビギナーズラック」なんですが、もうビギナーじゃないって散々言われつつも、まだ売り込み時期だと思っていて。(悪役として)徹底的に悪い印象で売り込んでみたいなと思っています(笑)。
あと、(音楽、ドラマ、バラエティーと)どれも中途半端になっている感があるので。一つずつ、ちゃんとした形にしたいなと思っています。私ももうあと半年で50歳なので、それぞれに突き詰めていきたいですね。
――最後に、前島の今後の見どころを含めて、視聴者の方へのメッセージをお願いします!
恋愛には関係なさそうな、人物相関図にも出てこないような前島という人物が、どんどんクローズアップされていると思います。このままダークホースとして、重要な役割を果たしちゃうんじゃないの???と思って、見ていただけたらと思います(笑)。
――ちょうど9話(6月1日放送)から、千尋とのシーンなど前島の見せ場もたくさんありますからね。
本当に土村さんとのシーンばっかりだったからな~。本当に良く笑ってくれて、癒やされました。おかげで調子に乗っちゃいました(笑)。ありがとうございました!
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