<バチェロレッテ2>ついに選ばれた運命の相手。SHELLYも思わず「リアル〜!!」と叫ぶ結末とは

2022/07/31 19:00 配信

芸能一般 レビュー

「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン2がついに完結(C)2022 Warner Bros. International Television Production Limited

Amazon制作の婚活リアリティー番組『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2(毎週木曜夜10:00、Prime Video)がついに完結。7日28日に一挙配信されたエピソード9・10では、バチェロレッテ・尾崎美紀の運命の相手が決まった。その決断にスタジオメンバーや視聴者から「リアル!」との声が挙がっている。(以下、ネタバレを含みます)

プロ引退後のキャリア。尾崎母の質問に対する回答は?


『バチェロレッテ・ジャパン』は、才色兼備のバチェロレッテ(=独身女性)が、多数の男性候補者の中から未来の結婚相手を選び抜くまでを追った番組。シーズン2はカリスマ経営者の尾崎美紀がバチェロレッテとなり、17名の参加者から1人を選ぶ。スタジオではナインティナイン岡村隆史矢部浩之、タレントのSHELLYが旅の行方を見守る。

男性参加者3名の家族と対面し、長谷川惠一(バスケ選手)と佐藤マクファーレン優樹(通称・マクファー/プロバスケ選手)にローズを渡した尾崎。今度は人生で迷った時、いつも相談している自身の母親に2人を会わせることになった。

母・里美さんがポイントとして挙げていたのは、娘を支えられるだけの頼り甲斐と経済力があるかどうか。特に2人ともプロバスケ選手であるため、引退後のキャリアをどう考えているかを気にしていた。結婚を見据えたかなり具体的な質問だ。

長谷川の場合、現在は選手と兼業でパーソナルトレーナーを務めている。そのため、引退後はトレーナーとして生計を立てつつ、「バスケットボールに育てられてきたので、恩返しができる仕事もできたら」と自身の目標も含めた芯のある回答で里美さんを安心させた。また尾崎を精神的な面で支えてくれるかどうか、という質問にも「どんだけ敵がいようと自分だけは味方でいたい」と力強く答えた長谷川。

尾崎の母・里美さんが2人をチェック(C)2022 Warner Bros. International Television Production Limited

一方、マクファーは引退後のキャリアについて「申し訳ないですけど、今は完全な答えは出せないです」と正直な気持ちを明かした。だが、重要なのは次の言葉。「一つ約束できるのは変わらず挑戦し続け、結果を出して、僕が生きている限りは彼女をしっかり守って幸せにしたいです」という決意だ。これまでもマクファーは尾崎に愛を伝えるだけでなく、リスクを取りながらも行動できちんと示してきた。そんな彼らしい回答だったと思う。

尾崎の母・里美さんが2人をチェック(C)2022 Warner Bros. International Television Production Limited


鎧を脱がせてくれた2人の言葉に感動


里美さんと2人の会話の中で、意外な尾崎の一面も明らかに。尾崎は長女で妹と弟がいるが、実は彼女が末っ子みたいな存在らしい。家族で食卓を囲むと、尾崎が一番はしゃいでいるそうだ。

しかし、それにはある理由があった。マクファーとの最後のデートで、いつになく真剣な表情で自分の過去について語り始めた尾崎。前回、マクファーが海外の学校でいじめに遭っていたことが明らかになったが、実は尾崎も同じ体験をしていたのだ。そのことで家族を悲しませてしまったことに心を痛めた尾崎は、強くならねばと自分に鎧をつけていった。

経営者になったことで、その鎧はより強固なものに。だが、マクファーの「いいんだよ、弱くても」「何があっても味方でいるし、誰よりもそばで、誰よりも愛する」という真っ直ぐで温かい言葉が鎧を剥いでいく。弱みを見せてもこの人は離れていかない、その確信は尾崎により大きな力を与えることだろう。

一方、長谷川にも直接的な言葉ではないが、「お互いに辛いことが起きたらどうする?」と問いかけた尾崎。長谷川の答えは、話し合うこと。「辛いことも話したら半分になる。楽しい時だけじゃなく辛い時に一緒にいたいと思ってもらえる存在になりたい」と理想の関係を明かす。それほどまで、長谷川にとって尾崎は大切な存在となっていたのだ。

長谷川はこの旅に来てから、ずっと綴っていた日記を尾崎へ見せる。初めてローズセレモニーで名前を呼ばれた時の喜び、自分じゃない誰かのために生きていきたいと思わせてくれたことへの感謝……。そこには最初のカクテルパーティで怖気づき、何もできなかった一人の男性が、尾崎と出会い恋をして、恥ずかしげもなく正直な愛を伝えられるまでになった成長の記録が残されていた。