アニメ「風都探偵」配信直前イベントで細谷佳正らが熱き思いを明かす 「仮面ライダーW」の正統続編がついに始動

2022/08/02 17:10 配信

アニメ 会見

アニメ「風都探偵」配信直前イベントより※提供写真

細谷「世界中でこのセリフを言うことが許されているのは僕と内山さんだけ」

イベント中盤には本作の制作秘話の話になり、椛島監督から歴代の仮面ライダーの小ネタが挟まれていることが明かされた。中でも「仮面ライダーBLACK」の南光太郎から着想を受けたというシーンが紹介されると、ちょうどBLACK世代だという細谷も、幼少期からの光太郎への憧れの気持ちを告白した。

“演じていた気持ちよかったシーン”を問われた細谷は「変身!」から続く名ゼリフをセレクト。「世界中でこのセリフを言うことが許されているのは僕と内山さんだけ」という気持ちでアフレコに挑んだことを明かした。また、翔太郎の声について聞かれた椛島監督は、ゲームのときから“かっこいい翔太郎”の声は知っていたと語りながら、今回は「ハーフボイルドな翔太郎を楽しみにしてほしいです」と称賛。これを受けた細谷は、第1話冒頭シーンの独特なブレスを、“ハーフボイルド”な翔太郎の注目ポイントとして挙げた。

終盤には、出演者が変更されたお詫びとして、来場者全員にデジタル壁紙をプレゼントできるよう模索していることが塚田プロデューサーより発表された。壁紙用のイラストを描いてくれるようその場でオファーされた椛島監督が快諾すると、塚田プロデューサーは「ときめを入れておいてください、推しなんで(笑)」と依頼し、会場は笑いに包まれた。

最後のあいさつでは、椛島監督が「丹精と愛を込めて怨念じみた思いで描き上げました、楽しんで見てください」と熱い思いを語り、細谷は「皆さんのテンションが上がる演出が用意されていますので、楽しんでいただいて、うわっ!と思ったらすぐツイートしてください」と笑顔でコメント。細谷はさらに「長いシリーズになったらいいと思いません?」と観客に投げ掛け、大きな拍手と共にイベントは締めくくられた。