2022年に開催されたレプロ30周年主役オーディションで見事合格し、芸能事務所レプロエンタテインメントに所属することとなった岬あかり。2022年7月5日から放送開始しているドラマイズム『ロマンス暴風域』(MBS /TBSほか)では、主人公民生(渡辺大知)の就職先の同僚、辻萌役として、レプロエンタテインメント所属後、初のドラマ出演を飾った。ドラマ出演にあたり、「辻の原作のキャラクターを大事にした」と振り返り、「辻のかっこいい部分を見ていただきたい」と話した。また、彼女は2歳の時から、子役として芸能界に入り、中学校、高校と学業に専念するために一度は芸能界を退いた。「辞めた時点で既に未練はちょっとありました」と当時の思いを打ち明け、彼女が芸能界に復帰するまでのストーリーも話してくれた。
――事務所移籍後初めてのドラマ出演おめでとうございます!ドラマ出演にあたり役作りはどのようにされましたか?
漫画原作だったので、まず原作を読ませていただきました。読んでから原作の辻のキャラクターっていうのがすごく好きになったので、そのイメージを崩さないように心がけました。でも、ドラマと原作とで、ちょっと違う部分があって、その違いも楽しんでいただければと思いつつ、辻の原作のキャラクターを大事にしたいなっていうのがあったので、台本の方も何回も読んで自分が最初に思ったイメージで合っているのかな?とか、そういう答え合わせを自分の中でしていきながら、役に入っていきました。
――普段から漫画とかは読まれたりするんですか?
漫画は結構好きなので読みますね。「ロマンス暴風域」は出演が決まるまでは読んだことはなかったのですが、人間味のある作品が結構好きなので、読んでから作品自体も好きになりました。映画とかも人間くさいもの選んで見るのが趣味なので、今回の作品に関しては、自分の好きな人間味溢れる作品だったので、すごく嬉しかったです。
――岬さんが演じた辻のキャラクターで見てほしいポイントはどこですか。
辻のキャラクターとしてすごく芯が強く、かっこいい女性だと思っていて、私自身も、気が強い部分があったので重なるところもありました。私が思う辻のイメージは、おそらくプライドが結構高いのかなって。ちょっと人を見下している感じがあるんですけど、多分人間誰しもそれに似たようなものって持っている部分で、それを怯まずさらけ出してしまうあたりがかっこいいなって、思うので辻のかっこいい部分を見ていただきたいです。
――ドラマを通しての見どころはいかがですか?
民生の視点で進んでいくこの物語の中で、いろんな女性が出てきていろんなキャラクターが出てきて、それぞれが持つ、人間味を感じていただけるところが見どころになっています。すごく個性豊かなキャラクターが多く、何もないって思ってる人たちも、何か抱えていることがあって。人間ってみんな誰しもそうなんだなと感じていただければと思います。
――今後どんな役を演じてみたいですか?
とにかくいろんな役に挑戦してみたいです。お芝居をするということ、演じるということがすごく好きなので、いろんな人になりたいなっていう。自分に色がないので、いろんな人物にもなりやすいのかなと思うし、色がないからこそ、その役でいろんな色を手に入れていきたいです。
――岬さんは小さいときから子役として芸能界に入っていますが、芸能界に入ったきっかけは?
お母さんが入れたんですよね。物心ついたらこの業界にいたって感じで。正直自分の意思で始めたことではなくて、2歳の時に気づいたら、撮影現場にいるみたいな。記憶がないですね(笑)。それから、お芝居の仕事が自分の中で日常になっていきました。なので、子役の時は、お仕事に対する楽しさとか嬉しさみたいなのは正直、薄かったんじゃないかなって。なので、辞めるって決めた時も、ちょっと寂しいかなぐらいでした。
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