大野拓朗は浮気する!? 佐藤江梨子「不届き者!」

2017/05/20 14:54 配信

映画

【写真を見る】猫の金時と久しぶりに対面した大野拓朗はメロメロに


動物ドラマの金字塔「猫侍」のスタッフが再集結して制作された映画「猫忍」の初日舞台あいさつが5月20日に行われ、大野拓朗佐藤江梨子藤本泉麿赤兒船越英一郎渡辺武監督が登壇した。

映画初主演を務めた陽炎太役の大野は「忍術があまり種類は出てこないんですけど、僕はこの映画のすいとんの術が大好きなんです。あからさまに、その竹筒の下に人はいないでしょって。クラシックな忍術がこの作品の売りだと思うので、そこを見ながら楽しんでもらいたいと思います」と、作品の“緩さ”をアピール。

佐藤江梨子は大野拓朗に「浮気がすぐにばれるタイプ」と詰め寄った


一方、紅葉を演じた佐藤は「大野さんとのシーンが多かったんですけど、『燕』って何度も間違えるんですよ。女の名前を間違えるということは、浮気がすぐにばれるタイプなんじゃないかな」と、大野に疑いの目を向けた。

すると、燕役の藤本も「私も『紅葉』と間違えられたことあります」と暴露。すかさず、佐藤が「本当ですか!? 不届き者ですね。無意識に寝言で(浮気相手の名前を)言っちゃうタイプ」と声を荒げると、大野は「絶対に浮気はしない」とたじたじだった。

大野は「愛おしい」と金時を見つめる


しかし、久しぶりの対面となる猫の金時が登場すると、大野の表情は一変。「愛おしいですね。かわい過ぎるでしょ~」とメロメロに。

「金ちゃんはすごい名優ですよ。台本を読み込んでいるんじゃないかなってくらい、ストーリーに即した芝居をしますし、アドリブで鳴くんですけど、返事をするかのようにベストタイミングで鳴いたり、あとは基本的におとなしいので、“金時NG”もほぼなく順調に撮影は進みました」と撮影時のエピソードを披露。

また、ベテランの麿も「芝居の役作りは金時からヒントを得たんですよ。動かない役なんですけど、そのじーっとしている芝居が金時はうまい。だんだん金時化してきたというか、猫化していると思いますよ。一番猫を嫌っている役なんですけど、実は金時に芝居を教わりまして、ああいういい芝居ができたと思っております」と絶賛だった。

映画「猫忍」の初日舞台あいさつに登壇した渡辺武監督、麿赤兒、船越英一郎、大野拓朗、佐藤江梨子、藤本泉(左から)


MCの有村昆から「これまで猫や犬の映画はいろいろありましたが、『猫忍』はどういう立ち位置ですか?」と聞かれた船越は、「新しいですね。和み系動物映画の誕生みたいな。ほっこりと和んでいただいて。でも、切れのいいアクションもあるので、和み系アクションエンターテインメントという感じですかね」と分析した。

練り歩きの間だけ撮影が観客も許可された


最後に大野が「本当に緩くて、敵は出てくるんですけど、そこもどこか抜けているところがあって、愛らしい部分があって、どこにも悪い人が出ていないんですね。癒やしの作品になっていると思いますので、気楽に見ていただいて、金時のかわいさにニヤニヤしていただいて、笑えるところでは大きな声で笑っていただいて、日々の疲れを吹き飛ばしていただけたらなと思います」とあいさつし、イベントを締めくくった。

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