武田玲奈が観客にパンチ!東京03・角田はベテラン下條にたじたじ

2017/05/20 20:14 配信

映画

武田玲奈がクラウドファンディング出資者にパンチのプレゼント


岡山天音武田玲奈がダブル主演を務めた映画「ポエトリーエンジェル」の初日舞台あいさつが5月20日に行われ、岡山、武田、鶴見辰吾下條アトム角田晃広(東京03)、山田真歩飯塚俊光監督が登壇した。

梅農家の実家を手伝う青年・勤(岡山)とボクシングジムに通う女子高校生・杏(武田)を中心に、“詩のボクシング”を通じて成長していく人々の姿を描く青春エンターテインメント作品。

梅農家の息子役を演じた岡山は、役作りのため梅農家へ行き、草刈り機なども練習したが「草刈りのシーンがあまりなかった」とぼやいた


岡山は、「チキンズダイナマイト」(2014年公開)に続く飯塚作品での主演に、「あの時は主演に慣れてないし、現場の中心に立たさせてもらうということに振り回されていた感じで、悔しい思いの強い現場だった。また、飯塚監督が呼んでくれたのが本当にうれしかった」と思いを告白。

武田はボクシンググローブを着けると、自然とファイティングポーズに


同じく「チキンズダイナマイト」に出演していた武田も、「私もお芝居を始めたばかりで、いろいろわからないことばかりだったんですけど、こうやって3年くらい経って、また呼んでいただいて、今回はガッツリ飯塚さんとできて、私もうれしかったです。またお願いします」と笑顔を見せた。

フォトセッションでファイティングポーズを求められた出演者は、さまざまなポーズを見せる


また、勤の父親役を演じた鶴見は「役作りより直感で演技をしているが、天音君がいい楽器のように響いてきてやりやすかった。天音君に助けてもらったと言っても過言ではない」と岡山を称賛。

そんな“親子”のほほえましい姿を見えていた下條が、「言っちゃっていい?」と切り出し「(栃木・)足利の廃校で真夏日、30℃以上の時ですよね? 冷房もないし、窓を全部閉めた中で、一日中“詩のボクシング”、大変だったんだよ。鶴見君」と、“詩のボクシング”のシーンに出演していない鶴見に詰め寄った。

鶴見も「(梅の)収穫も大変だったんですよ」と言い返したが、見かねた角田が「愚痴大会やめませんか?」と割って入る。それでも下條は止まらず、「あれ2日間やったんだよね。体感温度は40℃くらいある感じで、スタッフの方もみんなそうでしたけど。演技がどうのこうのという感じじゃなかったんだ、僕は」と訴えると、会場は爆笑の渦に。

ベテラン下條が角田にクレーム!?


さらに、下條の矛先は角田にも向けられ「現場で真面目にやっているところに彼が出てくると、『この作品に出てまずかったかなぁ。間違えたかな』って思うね」と笑いを誘う。

角田が慌てて「監督からテンションを上げてくれって(頼まれた)」と言い返そうとするも、下條は「上げすぎなんだよね」とぴしゃり。角田は「公開で駄目出しするのやめてくださいよぉ」と困り果てていた。

映画「ポエトリーエンジェル」の初日舞台あいさつに登壇した角田晃広、山田真歩、鶴見辰吾、岡山天音、武田玲奈、下條アトム、飯塚俊光監督


最後に、クラウドファンディングの特典だった「武田玲奈からのパンチ1発プレゼント」を実施。ボクシンググローブを着けた武田が、出資者の中から抽選で選ばれた観客の胸元に鋭い右ストレートをプレゼントした。