「全員関智一」「君が代が特殊ED」驚愕展開続きのU-17W杯本戦開幕<新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP>

2022/08/04 13:34 配信

アニメ レビュー

第5話「番狂わせ」が放送された(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト

シリーズ10年ぶりのTVアニメ化となる「新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP」(毎週水曜深夜24:00-24:30、テレビ東京ほか)の第5話「番狂わせ」が8月3日に放送された。第5話では、ついにU-17W杯の本戦が開幕した。(以下、ネタバレが含まれます)

圧倒的な実力の越智と意地を見せる大石


主人公の天才テニス少年・越前リョーマを始め、各国代表選手がU-17W杯に挑む本作。馬上テニスが行われた第4話に続いて、U-17W杯の本戦が始まった今回も衝撃のテニス勝負が繰り広げられた。

日本代表の予選リーグ初戦の対戦相手はギリシャ代表。最初に登場した日本のダブルスは越知月光と大石秀一郎のふたり。日本からオーストラリアにやってきた青学メンバーの応援を受ける大石だが、予選突破のためには決して落とせない初戦に自分が選ばれたプレッシャーに飲まれ、ミスを続けてしまう。

その状況を覆したのは高校生の越智だった。彼が放つ高速サーブ「マッハ」は、「6割リミッターを解除した」という状態でも、抜群の動体視力を持つ遠山金太郎すら見えないほどのスピード。「本気のときはプロを凌ぐ」と言われるサーブはギリシャ代表の度肝を抜き、互角の戦いに持ち込むことに成功。さらに眼光の鋭さによって重圧を与える「精神の暗殺者(メンタルアサシン)」ぶりも発揮し、相手のミスを誘発する。

劣勢となったギリシャ代表は、眼光を見ないよう越智から「目を閉じていろ」と言われていた大石をターゲットに絞ることに。そしてギリシャ代表が放ったスマッシュは、大石の顔面を直撃する。大石は大きく吹き飛ばされるが、「日の丸を背負ってるんだ。負けるもんか」と意地を見せてすぐに試合へと復帰。絆創膏や包帯まみれになっても目を閉じて佇む大石の姿はギリシャにさらなるプレッシャーを与え、日本代表は7-5で勝利した。

越知月光と大石秀一郎によるダブルス(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト