――今回から新しいミニコーナーが始まりました。ゼツメシという郷土料理はいかがでしたか?
ナレーションのトーンがポップで、これまでと雰囲気が少し変わる感じです。ああいうナレーションの入れ方もあるのだなと勉強になりました。職人というと、かたくななイメージがありますが、軽い感じも出ていいなと感じました。地方を訪れた時に思い出して皆さんにも立ち寄ってもらいたいです。僕も新しい楽しみが一つ増えました。
――草なぎさんは、地方に行ったら必ず食べるものはありますか?
名古屋ですから手羽先、味噌カツ。これは絶対マストです。やっぱり名古屋といえば名古屋めしです。また名古屋に向かいたいと思いますので、職人魂を皆さんも受け取ってください。
――草なぎさんは、普段から相撲をご覧になりますか?
相撲好きな友達がいて、興味があります。今日はよく知っている舞の海さんにもお会いできました。日本の国技で常に話題性もあり、身近なものという感じです。
――相撲にも実は「最後の〇〇」になるものがたくさんあることを知り、いかがでしたか?
ちょうどそういう時代なのだと思いました。古き良きものがどんどんなくなり、職人さんの世代的にも転換期。そこに僕らはいるので、だからこそ大切にしなくてはいけない時であり、新しく構築する時代なのかなと思わせてくれるVTRでした。
――研磨炭のお話はいかがでしたか?
生活の中であまり研磨するという経験はないですが、職人さんがいなくなると、伝統のある漆塗りなどにも多大な影響が出てくるという。一人の職人の方が作っているものにより、現代アートや日本の伝統的なものも支えられていると感じることができました。
――漆器など伝統的なものを普段からお使いになっていますか?
漆の食器は持っていますが、そんなに高級なものではないです(笑)。これからはそういうものを見てみようかなと思います。履いているブーツやジーンズ、ギターなどもやっぱり職人さんが作っているので「最後の〇〇」は好きな番組です。基本的にモノが好きなので、テンションが高くなります。そこにストーリーがあり、どうやって作っているのか、モノを作る人の思考にもすごく興味があります。