矢島模型店の店主・やっさん(田中要次)とバイトのちえみ(石川恵里加)におすすめされたのは“武者頑駄無”。ガンダムシリーズのモビルスーツをデフォルメで表現したシリーズだ。タブレットを隠し、早速翔真にプレゼントしてみるが、結局ケンカに。家を飛び出した璃子が公園でたたずんでいると翔真が探しに来る。璃子がきっかけで大好きになったハイチュウのグレープ味で仲直りした翔真が、“武者頑駄無”を作ってみたいと言う。
璃子と矢島模型店に行った翔真は「クールじゃん」と意外にも興味津々。強面で熱いやっさんに圧倒されながらも、作業部屋で翔真だけの“武者頑駄無”作りがスタート。「黒色が好き」という翔真に、「どうして黒なのか、イメージを膨らませろ」というやっさん。翔真と璃子が作業机の周りをぐるぐる歩きながら、イメージを膨らましている時に、カラーまんがのカットが入る演出も見逃せない。
見事に“武者頑駄無”を作り上げた翔真と一緒に帰る途中、手を繋ごうとした璃子に、「ごめん、彼女いるから」という翔真。そして璃子に「あの大石っていう人のこと、好きでしょ」と聞く。自覚症状のなかった璃子が、ものすごく驚いていると、「僕の叔母だし、元婚約者だし、余裕でわかる」という翔真のしたり顔があっぱれだ。ほかにも「恋に対象年齢とかないから」など全編を通して、翔真のセリフが胸に響く。
お楽しみのエンディングは、翔真と璃子、やっさんとちえみが登場する矢島模型店の作業場でのシーン。作業の途中でタブレットを使い始めた翔真が、ちえみとやっさんを撮影しようとする。ちょこちょこ逃げるやっさんとちえみがおもしろい。最終的にはやっさんがタブレットで翔真と璃子とちえみを撮影するほのぼのシーンで終了。
「武者頑駄無回良かった。レジェンドBBを作りたくなった」「小さいとき作ってたSDガンダムシリーズで懐かしさが蘇って来ました」「ガンプラ専門の、カラーリングまでハマった。第5話のミニ四駆もハマったから観てて楽しい!」「量産型リコが終わっちゃう前に何か一つはガンプラを買って作ろう!」とプレモデルへの熱い言葉がTwitterに並ぶ。もちろん「与田ちゃんのミニマム感もサイコーです」と与田のかわいさも反響を呼び、「#量産型リコ」が6話連続トレンド入りした。
次回第7話では、翔真に言われて大石への気持ちに気づいた璃子の乙女心が炸裂。「かわいいは自由っすよ」というちえみの言葉でご開帳するのは「ラブライブ!より “南ことり”」フィギュアだ。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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