このつぶやきに「それ、もう変わってるんじゃないの」と応えた風緒。変わりたい、と思うことこそ自分を変える第一歩。そんな一歩を踏み出した海の伸びしろが伝わったのか、面接の結果はまさかの“採用”。この日から、海のズタボロ女子からの大逆転ストーリーが始まった。
ズタボロADからコスメベンチャー勤務に変わっても相変わらず連日徹夜で目にクマを作りながら仕事を覚えていく海。そんな彼女に、新しい価値観が流れ込んできた。それは、「まず、ちゃんと寝ること」。
風緒の「寝てないヤツの厚化粧より寝てるヤツのすっぴんのほうがきれいだからね」。「ANIMAL BEAUTY」副社長・悟(猪塚健太)の「寝ないで仕事は論外。ちゃんと働くために、ちゃんと寝ること」。そして、マスカラを汗でにじませながらなりふりかまわず奔走する海に社長・榊圭祐(白洲迅)がかけた「きれいだよ」の一言…。新しい環境で新しい価値観に触れ、海は“きれいになりたい”という素直な思いを取り戻していく。
だが、ズタボロになっても仕事を成し遂げてきた“ド根性”は、海の大きな魅力でもあった。
2話では生配信イベントの大ミスを挽回したり、3話では大きな広告案件を成立させたり…と、誰もが諦めるような状況で最後まであきらめず食らいつく海の仕事ぶりは「ANIMAL BEAUTY」でもいくつもの大きな仕事を成功させ、その一生けん命さが周囲を惹きつけていった。
そして気づけば、メイクだけでなく内面も磨かれていた海。それが端的にわかるのが第6話、風緒に写真展の企画を説明しにいく場面だ。
原点回帰、あえて1話の面接のときに風緒に選んでもらったコーディネートで向かった海。身につけているのは、ジャケットもヒールも同じアイテム。なのに、1話とはイメージが全然違う。
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