そして夫婦のお別れの場所として、島崎が好きな橋を訪れたふたりは、夕暮れの景色を眺めながら、別れを惜しみ、感謝の気持ちをおたがいに述べる。
島崎は「おたがいの人生のなかで、貴重な印象に残る思い出、経験になったんじゃないかな」と、結婚生活への満足感を表すと、佐野は「時間が足りないなって思った」と正直な気持ちを告白し、結婚生活の始まりに感じていた不安も打ち明けながら、「こんなにうれしいって思うことも想像してなかったから、自分でもびっくり。俺、けっこうしっかり、ぱるちゃんにくらってたんだなって」と、夫婦としての気持ちの変化を涙を浮かべながら、正直に打ち明ける。
本音を伝えあったあと、島崎は「笑って終われたらうれしい」と涙する佐野に声をかけ、島崎から両手を広げ、「また。元気でね」と夫婦初のハグをする。
さらに、佐野の背中をポンポンして感謝の言葉をかけた島崎が、別れを惜しみつつ離れると、佐野が「もう一回」とおかわりハグをする。「じゃあ、またいつか。元気でね」とおたがいに手をふり、それぞれ別の方向へ歩いていく。
少し歩いた後、島崎がふり返って「おーい!またねー!元気でねー!」と大きな声で叫び、笑顔で大きく手をふる意外な行動に、佐野はふり返って、手をふり返すものの、また涙をこらえる。相反する表情に見えつつも、おたがいを思いやった、バランスの良い夫婦関係を締めくくった。
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