イベントでは、原作者の一条岬から主演を務めあげた2人にサプライズで感謝の手紙が送られ、司会者が代読する一幕もあった。
道枝も福本も事前にまったく知らされていなかったため「メッセージが届いている」と告げられると、司会者から「きょとんとしてますね(笑)」と言われるほどの驚きの表情に。
道枝には「俳優としての道枝駿佑に神谷透を託した。制作陣との初打ち合わせの際、プロデューサーのお2人が熱を込めてそうおっしゃっていたことを今でもよく覚えています」「道枝さんの演技に支えられ、映画を見終わったあとは命は誰もが信じられる奇跡であると自然に感じることができました。私だけでなく多くの人がそう感じたと思います」「神谷透の人生を生きてくださり、本当にありがとうございました」と心のこもった手紙が読まれると、道枝は少し目をうるませ、じっと聞き入っていた。
また福本には「福本さんと巡り合うことができなかったら真織は一人のままでした。友人の泉以上に本当の意味で福本さんは真織と一緒になって悩み、笑い、泣き、考え、人生を共にしてくださいました」と、福本が全身全霊で役に取り組んでいたことに感謝する言葉がつづられていた。
手紙を聞き終わった道枝は「すごい嬉しい。原作者の方からこういったメッセージをいただけるのはなかなかないので。本当にそう思ってくださっていたんだなって感じて、すごく感慨深い…感謝の気持ちでいっぱいになりました」とひとつひとつの言葉をかみしめるように話した。福本も「泣きそうになりました…」と泣き笑いのような表情を見せた。
最後に、道枝は、「#セカコイの記憶で皆さんの感想を見てたんですけど、そこで前向きな糧となる恋がしたくなりましたって感想がありまして。本当に(劇中で真織が言った)セリフみたいに、皆さんを勇気づけていってる作品になっていってるんだなって思うと本当に嬉しいですし、これから皆さんにたくさん愛していただける作品にもっとなってほしいなって思いましたし、キャストの皆さん、スタッフの皆さんの愛であったり、思いであったり気合いであったり、たくさんの臣が詰まった作品ですので、それを皆さんにお届けできたっていうのがありがたいですし、自分の人生の中で特別な作品になりました」と、作品、そしてこの映画にかかわったすべての人への感謝を言葉にし深々と頭を下げると会場からは大きな拍手が送られた。
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