商店街を食べ歩きする湊と咲。会社に居たときよりも生き生きしている湊に咲は自分たちが別れた理由を尋ねる。突然会社を辞めて突然居なくなって、納得できると思った?という咲に謝ることしかできない湊。逃げてしまう湊の気持ちもわかるけど、咲の辛さも伝わって複雑な気分になってくる。
そこに慎太郎が通りかかり、何やってるんですか?と声をかけてくる。湊から咲が会社の元同僚だと聞くと、ストーカーかと疑って「湊さん、かわいいから」と言う慎太郎。そんなことを真顔で言い切る慎太郎がかわいい。「シンちゃんらしい発想!」「セコム慎太郎すきぃ!!!」と視聴者も沸いた。慎太郎は咲が元カノだと知ると「女性とも付き合ってたんですね?好きだったんですか?別れたのは湊さんから?今はなんとも思ってない?」と矢継ぎ早に質問し、湊は「そうだな」の一点張り。しかし、「佐久間先生のことは?」と慎太郎に聞かれると、湊は言葉に詰まってしまう。
学校で今度は明日香と例の女子クラスメイト。慎太郎と明日香が付き合っていると思い込んで「実は腐女子なんだ。ただ応援したくて!」と告げる彼女だが、それは単なる誤解だった。
夜になって湊は咲と元気でなと別れる。逃げてばかりの自分を責めていると慎太郎がやってきて、少しでいいから元気をくれませんかとお願いされる。湊家に伝わる元気が出るおまじないだと言って目をつむって慎太郎のおでこにおでこをくっつけて“おでこコツン”をする湊。顔と顔がとにかく近くて、2人の横顔は美しく、時間も永遠のように長く感じられ、見てる方はドキドキと心拍数が上がっていく!SNSでも「ひゃあ…」「ハワワ」「宗教画ですか?」と尊いシーンを必死で受け止めようとする声が無数に上がった。
慎太郎は湊の唇を見つめながら顔を上げていく、このままだとキスされると察したのか湊はパッと離れた。お礼を言って立ち去る慎太郎に、湊は慎太郎の元気がないのは全部俺のせいだろとまたもや自分の不甲斐なさを自己嫌悪した。
帰ろうとしている咲を湊が追いかけてきて、突然路上で土下座する。びっくりして駆け寄る咲に湊は言いよどみながらも、本当は本当はゲイなんだと告白。「咲とならじーさんばーさんになっても一緒に笑ってられるかもって。でも、無理だったんだ。……最低だよな、本当のこと言わないまま地元に逃げて」と情けない自分を謝った。きちんとけじめを付けた湊が潔くも切なくてウルウルさせられる。
そんな湊に「バカみたい」という咲。一人で抱え込まずに相談してくれればよかったのに、という彼女はなんて良い女性なんだろうと感動していると咲は「半端な恋愛してたら一生許さないから、ちゃんと幸せになってね」とさらに良い女性であるセリフを放ち、こちらは震えるしかない。視聴者にも「咲ちゃん素敵な女の子すぎる」と伝わっていてホッとする。一方で、土下座している湊の後ろ姿に対して「お、おちりがかわいいんですけど」「お尻いいいいいいいい」「こんな時にごめん。形の良いお尻だね」という声も多数あり、いつでもぶれないファンの声にも安心させられた。
昼間のコインランドリーに桜子と弟がやってくる。慎太郎の誕生日会に招待されて、困りつつもOKする湊。そして、弟にどこかで会ったことないかという湊に、桜子は弟が慎太郎の小さい頃とそっくりだから、それは慎太郎のことじゃないかと告げる。
慎太郎は佐久間先生と進路の話をしていた。東京か地元かで迷っている慎太郎に地元にこだわる理由を佐久間が聞くと「好きな人がいます。子どもの頃からずっと思っていた人なんです」と慎太郎は答える。その頃、湊は過去に慎太郎と会っているのかもしれないと驚きつつ夕日のなか放心してるのだった。このラストシーンに「みなとさんとうとう気づいちゃったか!?」「最後の夕日湊さんに泣いた」「湊さんの目玉がほんとにきれい」と視聴者が湧き上がって、余韻を残しつつ今話も幕を閉じた。
「湊さんは俺の初恋です、俺と付き合ってください」と長年の思いを告げる慎太郎のセリフが気になる「みなと商事コインランドリー」第7話は、8月17日(水)深夜0:30よりテレビ東京系で放送される。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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