俳優の葵わかなが8月11日、都内で開催されたAmazon Originalドラマ「結婚するって、本当ですか」囲み取材に、佐藤寛太、松村沙友理と共に出席。撮影のために回転方向が変わる観覧車に乗ったことを振り返り、「観覧車で乗り物酔いの薬を飲んだの初めて」と明かした。
Prime Videoにて10月7日より独占配信される本作は、若木民喜氏の人気マンガを原作とした、旅行代理店に勤務する奥手な主人公男女二人の計画結婚を描く“むずきゅん”ラブストーリー。一見クールに見えるが極度の人見知りである本城寺莉香を葵、保護した猫との生活を大切にするのんびりした性格の大原拓也を佐藤が演じる。
取材の場に登場した葵は「自分にとって思い入れのある作品になっているので、今日はそのお話ができることをすごく楽しみにしています」とコメント。
佐藤と共に演じる主人公たちを「会社の中でも特に目立たないタイプの二人」と表現し、「自分もそういう地味なタイプだったから(自身が演じる)莉香さんにすごく共感できた」と役柄を振り返った。
また、印象的だった撮影エピソードという話題では「観覧車が象徴的に出てくるんですよ。すごく大事なシーンで2回も出てくる」と明かす。
続けて「遊園地の閉園後、お借りして撮影していたんですけど、観覧車って普通一定方向に回るじゃないですか。でも、ロケーションとかきれいなところで撮影したいから、行って、また元に戻って、行ってっていう、逆さ回りの観覧車に乗ることができて」と、狙った景色で撮影するために観覧車が逆回転をして同じ景色に戻ってくることがあったことを打ち明けた。
その状況を葵が「感じたことのない体感」と語ると、佐藤も「酔うんですよね」と同調。
葵は「観覧車で乗り物酔いの薬を飲んだの初めてだった」と言い、「やっぱり観覧車は一定方向がいいなって思いながら撮影しました」と本音を吐露。
佐藤は「めっちゃシャッター増えた」と報道陣の動きに反応し、「絶対今日の見出し『観覧車で乗り物酔いの薬』」と予想すると、葵は「そんなことない(笑)」と笑っていた。
◆取材・文=山田健史