2Dアニメーションの世界と、現実世界を舞台に繰り広げられるミュージカルコメディーの名作「魔法にかけられて」の15年後を描く、最新作の邦題が「魔法にかけられて2」に決定。11月24日(木)よりディズニープラスにて独占配信されることが発表された。また、9月9日(現地時間)にアメリカ・カリフォルニアで行われたディズニーファンイベント「D23 Expo」にて、同作のキービジュアルと予告編が初公開された。
「魔法にかけられて」は、アニメーションで描かれたおとぎの国の世界“アンダレーシア”に住む、“王子様との真実の愛のキス”を夢見る主人公・ジゼルが、王子の継母・ナリッサ女王のわなによって、実写で描かれた現代のニューヨークに迷い込み、真実の愛を見つける物語。劇場公開時には日本でも大ヒットを記録した。
「ヘアスプレー」や「glee/グリー」を手掛けたアダム・シャンクマンが監督を務め、音楽は前作に続き8回のアカデミー賞受賞歴を持つディズニー・ソングのレジェンド、アラン・メンケンが担当。さらに、前作「魔法にかけられて」や、「ノートルダムの鐘」などで通算3度のアカデミー賞ノミネートを果たしている作詞家スティーブン・シュワルツが作詞を担当する。
これまでディズニー・アニメーションで多く描かれてきた、プリンセスになる夢を持つ典型的なヒロインが、全く正反対の世界ともいえる現代のニューヨークへと迷い込み、娘のモーガンと暮らす男性・ロバートと恋に落ちるという設定。突然歌いだしたり、動物や虫たちと仲良くお話ししたり、ディズニー・プリンセス“あるある”がコミカルな笑いを生む、これまでのディズニーの殻を破る設定や演出が多くの人々から注目を集めた。
前作から15年後が描かれる今作は、前作の主人公・ジゼルと恋に落ちたロバートのまな娘・モーガンを中心に物語が紡がれていく。アニメーションの美しいおとぎの国「アンダレーシア」から現代のマンハッタンへと追放され、離婚弁護士のロバートと結ばれたジゼル。そんなジゼルが、ロバートの娘であるモーガンと3人でニューヨークの郊外に住み始めるが、新生活でさまざまな困難に直面する。
このほど解禁となった予告映像では、ジゼル、ロバート、モーガンの一筋縄ではいかない困難に満ちた新生活の様子がうかがえる。ジゼルたちが移り住む、モンロービルという町の年季の入った一軒家では、悠々自適な暮らしが待っているかと思いきや、トラブル続き。意を決して魔法の力を借りることにしたジゼルだったのだが、うっかり町全体をアンダレーシアのようなおとぎ話の国に変えてしまい、状況はさらに悪い方へ。魔法に満ち外見は煌びやかになった町には不穏な空気が漂い始める。
まさかの状況にも持ち前の底抜けなポジティブさを見せるジゼルだが、モーガンを部屋に閉じ込めるシーンや、井戸へ突き落とす場面が登場するなど、ジゼルの様子にも変化が見て取れ、次第に運命の歯車が崩れていくモーガンの波乱に満ちた物語を予感させる予告編となっている。映像には前作でもおなじみのエドワード王子やナンシー、ジゼルの友達でリスのピップも再登場する。
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