ラストスパートはGLAY流のポストパンクナンバー「ビリビリクラッシュメン」から始まり、コロナ前はシンガロング必須だった人気曲「ピーク果てしなく ソウル限りなく」、そして23年前の「GLAYの日」にアンコールで演奏した「BURST」と、ファンにとって特別に思い入れの深い曲を惜しみなく披露し本編は終了。アンコールでは、ファンクラブの会員への感謝を込めた書き下ろしの新曲「We Love Happy Swing」を含む4曲を演奏した。
TERUが「今回は本編、MCなしでドドドっと音楽だけを届けました。『HAPPY SWINGER(GLAYファンのこと)』のみなさん、25周年は僕らもですが、みなさんもおめでとうございます」と挨拶すると、会場からは大きな拍手が。「『HAPPY SWING』は僕たちだけのものではなくみんなと共有する、そんなファンクラブだと思っています。これからさらに5年、10年と続けられたら、また素敵な景色が見られるんじゃないかと」と、未来への希望を語った。
さらにTAKUROが、「思えば右も左も分からない中で、ファンクラブとはなんだろう?ということを、ずっとスタッフと考えながら歩んでまいりましたが、今日その意味がよく分かりました。こんな大変な状況ではあるけれども、GLAYのファンクラブのために『ちょっと観に行ってやろう』というみんなの思いがステージまで存分に届いた、それが『HAPPY SWING』の意味なのだということを教えてもらいました。ありがとうございました!」と、彼らしい言葉でお礼を伝え、オーディエンスがスタンディングオベーションを送る中、彼らはこの日のライブを締めくくった。
取材・文提供=黒田隆憲
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