――原作を読んでの感想を教えてください。
とても面白くて、最初から最後まで一気に読んでしまいました。伏線がたくさんあり、「あ、ここも?」「これもだ!」と、ずっとドキドキハラハラしっぱなしでした。
出てくるキャラクターがみんなくせ者で面白く、ドラマ化されたら絶対に楽しいだろうと感じたので、頑張らなければと思っています。
――城塚翡翠という主人公の魅力をどう感じましたか?
霊媒師として存在する翡翠は、一見とてもミステリアスで近寄りがたいのですが、その一方で、身近な人に見せる、天真爛漫でどこかおっちょこちょいなところや、この子を守ってあげたいと思ってもらえるような部分も持ち合わせています。そういった女性像の演じ分けが、今から楽しみです。
――翡翠の衣装とメークをした感想はいかがですか?
こういう(女の子らしい)服を着る役はこれまで演じたことがなかったので、新鮮な気持ちです。メークも今までにないくらいしっかりしたメークなので、それがとても楽しいです。
翡翠の特徴である緑の瞳はカラーコンタクトで作るので、似合うかなと不安ではあったのですが、今日つけてみて少しずつ馴染んできているように感じています。
今回は原作もありますし、いろんなところから情報を得られるので、ここから城塚翡翠の中身を詰めていくのが私の役目だと気を引き締めています。
――城塚翡翠は“霊が視える”という能力を持つキャラクターですが、清原さんはご自身に不思議な力を感じたり、不思議な体験をしたことなどはありますか?
ここぞというときには必ず天気が晴れるパワーを持っている気がします。先日、絶対に晴れていなければならない日の出のシーンの撮影があったのですが、2日連続、晴れました!
――最後に、この作品を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
原作がとても面白いので、それと合わせてドラマも楽しんでいただけたらいいなと感じています。もちろんドラマならではの表現であるキャラクター像や、画の美しさ、心理描写なども、とても綿密に作られていくと思うので、ぜひ10月のスタートを楽しみにしていただけたら嬉しいです。