スキージャンプの高梨沙羅選手が、新ライフスタイルメディア「Women's Health」ローンチ記念冊子の表紙を飾ることが発表された。二十歳のオトナ格好良い新たな一面を披露している。
5月24日(水)にデジタルメディアとしてローンチするフィットネス&ライフスタイルメディア「Women's Health(ウィメンズヘルス)」。高梨選手は、その特別冊子のカバーガールとして登場。女性誌の表紙に初めて登場した高梨選手は、これまで見せたことのない、ドキッとするようなまなざしを見せつけている。
撮影では、普段行っているストレッチ、腹筋や腿上げなどのトレーニングの様子を再現したスポーティーなカットも撮影し、冊子とウェブで公開。
さらにスペシャルインタビューも掲載し、冊子では、日々のトレーニング、オリンピックに向けての心境も。ウェブでは、二十歳の女性としての素顔の彼女に迫る。実は運動音痴であることや、オフの過ごし方、憧れの女性まで、高梨選手のさまざまな側面に迫っている。
――表紙撮影の感想を教えてください。
自分ではできないような服装だったりメークだったり、こうやってメークするんだっていう参考にもなったので、見ていてとても面白かったです。今まで見たことのなかった自分に変えてくださって、新鮮な気持ちになりました。今回きれいに撮っていただけて、本当にうれしかったです。
――オリンピックに向けての意気込みをお願いします。
今年の目標であるオリンピックで金メダルを取ることに向けて、時間は限られてくるので、自分のできることを一つずつ積み重ねていって、今まで応援してくださった方々や、女子ジャンプをひらいてきてくださった先輩に恩返しができるような結果で終われるように、自分の技術を磨いていきたいと思います。
――シーズンオフはどのように過ごされているのですか?
オフの時期しか好きなものは食べられないですね。試合期間は我慢しないといけないので、戻せる限度までなら今は食べられます。また、休日好きなことができるとしたら、行きたいのは“海”。いつも山奥に行くことが多いので、免許を持っているダイビングを楽しみたいです。
――10年後はどうなっていたいですか?
女子ジャンプの歴史は浅く、山田いずみさん(女子ジャンプ日本代表コーチ)の存在が大きいです。私は彼女が切りひらいた恵まれた環境でジャンプができています。先輩たちが頑張ってくれたから今があるので、私も女子ジャンプのために何かできたらいいと思うし、女子ジャンプをもっとたくさんの人に知ってほしいと思うから今回この撮影にも挑戦しました。
――メークは得意ですか?
二十歳になって周りの人から、「もうちょっと身だしなみに気を付けていかないといけないよ」と言われるようになったんです。それからお化粧もやり始めて、試してみたら楽しくなってきました。二重にするテクニックをざわちんさんに学んだんですけど、今度は一重にするテクニックもあるみたいで、気になっています。ファッションも好きなので、ファッションに合わせてメークをするのも楽しいです。