パク・ヒョンシク&ハン・ソヒ主演「サウンドトラック #1」など…この夏は韓国ドラマに“没入”

2022/08/20 05:30 配信

ドラマ コラム

ディズニープラス スターにて独占配信中「サウンドトラック #1」より (C) 2022 Disney and related entities

ディズニー、ピクサーをはじめ、マーベル、スター・ウォーズ、そして国内ドラマやアニメまで配信中のディズニーの定額制公式動画配信サービス「ディズニープラス」。その中でも、今注目なのが「アダマス 失われたダイヤ」や「ビッグマウス」などの独占配信作品も多い“韓国ドラマ”。オススメはたくさんあるが、今回は特にディズニープラスのコンテンツブランド「スター」で配信中の、“夏の暑さを忘れて没入できる”3作品を中心に紹介しよう。

映像も美しいミュージックロマンスドラマ


まずは「サウンドトラック #1」。同作は先日最終回を迎えたばかりのトラベルリアリティーショー「IN THE SOOP フレンドケーション」でも注目されたパク・ヒョンシクと、「マイネーム:偽りと復讐」「100日の郎君様」などに出演したハン・ソヒのW主演によるミュージックロマンスドラマ。

2人が演じる温厚なカメラマン・ソヌ(ヒョンシク)と作詞家・ウンス(ソヒ)は、19年来の親友という間柄。有名な作曲家から作詞依頼を受けたウンスだが、「切ない片思いの感情が感じられない」とダメ出しされ、ソヌに愚痴を聞いてもらっていたが、その時、ソヌが誰かに片思いしていることを知る。

作詞のヒントが欲しいウンスは、「2週間限定で共同生活をしてほしい」とソヌに提案し、二人三脚での作詞作業を開始。互いの日々の思いを歌詞にしていく中で、友情と愛情との境が曖昧になり…。シチュエーション的にも共感しやすく、どちらの視点でも楽しめる作品になっている。

タイトルに“サウンドトラック”という言葉が付き、主人公の1人が作詞家ということで、音楽にも注目。作っている歌詞と音楽が、物語自体の劇伴(サウンドトラック)となり、SUPER JUNIORのキュヒョン、NCTのドヨンなど、人気アーティストの歌が挿入歌に起用されていて、物語をよりドラマティックに演出している。それと、映像の美しさもこのドラマの大きな魅力と言えるだろう。全4話なのでぜひ一気見してもらいたい。

“クレイジー”なラブロマンスがクセになる

「クレイジーラブ」は、ディズニープラス スターにて独占配信中 (C) 2022 Disney and related entities


続いては「クレイジーラブ」。「彼女の私生活」以来、約2年ぶりに韓国ドラマに復帰したキム・ジェウクとガールズグループ“f(x)”のクリスタルこと、チョン・スジョンによる、まさに“クレイジー”なロマンスが展開する物語だ。

予備校「ゴートップ教育」の代表であるノ・ゴジン(ジェウク)は、IQ190の数学の天才だが、他人を信じない傲慢な男。イ・シナ(スジョン)は国語の講師に応募するが採用されず、秘書として気難しいゴジンに仕えることに。これまでの秘書は数カ月持たずに辞めていったが、彼女は1年続けることができた。しかし、ストレスでガンを患い、余命宣告を受けてしまう。

ゴジンに復讐(ふくしゅう)を企むシナだが、退職届で往復ビンタをするなどして少しは気が晴れるものの、直後にゴジンが轢き逃げに遭い、容疑者にされたり、ゴジンが記憶喪失になったためにささやかな復讐も覚えていなかったり、踏んだり蹴ったりの状況に。そんな彼女が思い付いたのが、記憶喪失をいいことに、彼の婚約者を名乗り、近づいてさらなる復讐することだった。殺人予告を受けていたゴジンと余命宣告を受けたシナのちょっと風変わりなロマンスは、コメディー要素も満載。他にないタイプのラブロマンスがクセになる。