綾野剛が主演を務める日曜劇場「オールドルーキー」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)。同作は、サッカー以外のスキルや経験が何もないどん底に追い込まれた主人公が、新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語だ。このたび、番組の企画・編成を務める東仲恵吾氏にインタビューを行い、撮影・演出へのこだわりや、キャラクターの作り方、そして今の時期に今作を編成した理由などについて語ってもらった。
脚本は「HERO」シリーズなどで知られる福田靖氏が担当し、トップアスリートたちの“生の声”を反映しつつ、セカンドキャリアへ踏み出す主人公の姿を完全オリジナルで描く。
――今作ではさまざまなスポーツが登場しますが、選定はどのように行ったのでしょうか?
一話ごとにいろんなスポーツを取り上げたら面白いんじゃないかと思い、さまざまなアスリートの方に話を聞いていく中で、どんどんスポーツの面白い側面が見えてきて。
具体的にどう決めたかというと、なるべくメジャーなスポーツだけじゃなくて、まだあまり知られていないけど面白い側面を持つスポーツを取り上げたいと思い、バランスを考えながら選定しました。
――第3話のテーマはマラソン。その直後に「世界陸上」で男子マラソンを放送するという“リレー”が話題になりましたが、以前から計画していたのでしょうか?
実は、半分狙っていて、半分偶然でした。参議院選挙が入ったので、1週休止をした後に第3話が入ってきたという実情はあります。ただ、この時期に参議院選挙を行う可能性が高いとされていたので、うまくいけば世界陸上のマラソン放送週と当たるなと思っていました。今回TBSのスポーツ局と全面的に協力しているので、うまく当たれば面白いという話はしていたんです。
そんな中で、マラソン自体はいずれやりたいなと考えていて。第3話の物語を作っていく中で、偶然にも物語とマッチングしたので、狙っていきました(笑)。
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