ブラッド・ピット、京都での初イベントに「僕自身が京都のファンだからとてもうれしい」

2022/08/24 07:05 配信

映画 会見

「ブレット・トレイン」ジャパンプレミア試写会レッドカーペットより※提供写真

ブラッド・ピット主演映画「ブレット・トレイン」ジャパンプレミア試写会が8月23日に京都市内で行われ、ピットの他、アーロン・テイラー=ジョンソン、真田広之マシ・オカデヴィッド・リーチ監督、プロデューサーのケリー・マコーミック、さらに日本語吹替版声優を務めた毒使いの暗殺者・ホーネット役・フワちゃん、ピット演じるレディバグ役・堀内賢雄が登壇した。

ブラッド・ピットと堀内賢雄がついに初対面


3年ぶり14回目の来日となるピットだが、京都では初の映画イベント。「数年前に新幹線で京都に訪れたことがあった。映画の撮影時は、その京都の旅を思い出していたけど、今日また新幹線に乗って、今度は映画の撮影を思い出してシュールな気分だよ」「京都にこんなにファンがいるなんて! 僕自身が京都のファンだからとてもうれしい」と喜んだ。

また、「やっと日本に来られたよ!」と初来日を喜ぶジョンソン、「日本の小説が原作の映画に、日本人キャストとして参加し、世界に発信できることが光栄」とがい旋の感慨を語る真田らがレッドカーペットを歩き、舞台あいさつからは日本語吹替版キャストのフワちゃん、堀内も加わった。

ピットは客席をスマホで自撮りし、「京都にまた来られてうれしい! この映画で僕たちの愛情を感じてください」と客席に投げキッス。トーク中にマイクを落とすハプニングもあったが、「これが(劇中の運の悪い男の)レディバグだ!」と会場を笑いに包み、「脚本を読んでとてもワクワクしたし、僕の旧友のデヴィッド・リーチが監督ということにも運命的なものを感じたよ」と語った。

また、25年間ピットの日本語吹替版声優を務める堀内とは初対面。ピットは「鏡を見ているようだ!」「(堀内の声は)セクシー!」、堀内は「映画の中の主人公レディバグは不幸な男だが、今日の僕は超幸運!」と互いに感動を隠し切れない様子だった。

フワちゃんは、ブラッド・ピットを前にして「みんな本物だぜ? 見て! アメージング!」とはしゃぎ、マイクを落としたピットをイジってマイクを放り投げて遊んだり、客席に「本物も最高だけど、映画の中の皆も大好き」と盛り上げた。

「ブレット・トレイン」ジャパンプレミア試写会舞台あいさつより※ザテレビジョン撮影


マシ・オカ「めちゃくちゃ楽しかった!」


がい旋となる真田は「ただいま~」とあいさつ。ピットとの初共演については「とてもフレンドリーで紳士で、映画への情熱が激しく、優しく、日々の撮影が楽しみだった」と絶賛し、ピットも「ベテランしか持ちえないエレガンス、気品をこの映画に持ち込んでくれた。ドウモアリガトウ」と感謝を述べた。

マシ・オカはピットとの共演について「めっちゃレジェンドなのに寛大な方。おかげさまでアドリブを何百回もやって、ほぼ割愛されましたけど(笑)。めちゃくちゃ楽しかった!」と撮影を振り返っていた。

映画「ブレット・トレイン」は、伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」をハリウッド映画化し、全米2週連続No.1を記録。ピット演じる“世界一運の悪い殺し屋”レディバグが、ブリーフケースを奪うよう指令を受け、気合たっぷりに「東京発・京都行」の超高速列車に乗り込むも、次々と身に覚えのない殺し屋たちに命を狙われる。やがて殺し屋たちの過去がつながり、終着点・京都で衝撃の真実が明らかになる。同映画は、9月1日(木)から全国で公開。

「ブレット・トレイン」ジャパンプレミア試写会舞台あいさつより※提供写真