――ご自身が演じたキャラクターについて、「こんな部分があったんだ」という新たな発見はありましたか?
前田:今回、轟がライバル校の生徒に「変わったな」と言われるシーンがあって。轟の変化はそこから逆算して作りました。外見はほとんど変わっていないのにそう言われるということは、相当変わったんだろうなと。轟の場合は自然に変化したわけじゃなくて、(前作で山田裕貴が演じた定時制の頭の)村山や(川村壱馬演じる全日制の頭の)楓士雄にはあって自分にはないものに気付いて変わったんだと思うんです。だけど村山や楓士雄の野性的感覚は、自分が理解し得ないだから敬遠しちゃう。轟はきっと、未知のものを取り入れたくないと感じるような気がして。だから仲間に対しても、意外と依存しているからこそ、自分の中で均衡を取るために距離を取っているのかな、と。轟自身は気づいていないと思いますけど。
――小田島に関してはいかがでしょうか?
塩野:小田島や鳳仙もそこまで変わったということはないのですが、前作では仲間が襲われたことで火が付きましたよね。そういう学校なので、前作で(鳳仙の頭・佐智雄を演じた)志尊(淳)くんがつけてくれた火は絶やしたくないなと思っていました。今作ではシダケン(荒井敦史)に危険が生じますが、実は、小田島とシダケンは幼なじみだという設定を(原案・キャラクター設定の)髙橋(ヒロシ)先生が作ってくれていて。なので、小田島がブチ切れるところは彼らしからぬ部分を意識しました。そうすることで鳳仙の行動の意味もより伝わりますし。小田島が戦闘の最後に言うセリフはそんな“鳳仙らしさ”が一番出ると思ったので、監督に相談して残してもらいました。
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