これまで、美しいメロディーと共に数々の名曲を世に贈りだしてきたディズニー。その中でも全世界の誰もが必ず一度は耳にした事のある珠玉の名曲「星に願いを(When You Wish Upon a Star)」を生んだ名作アニメーション『ピノキオ』が実写映画化。ディズニーが魅力あふれるキャラクターと映像美、珠玉の名曲で魅了するファンタジックな作品『ピノキオ』がディズニープラス・デイの9月8日(木)よりディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)独占で日米同時配信開始となる。
全てのディズニー映画のオープニングで使用され、世界で知らない人はいないほど有名な楽曲「星に願いを(When You Wish Upon a Star)」。1940年に公開されたアニメーション映画『ピノキオ』で使用、その年の米アカデミー賞(R)で歌曲賞・作曲賞を受賞した名曲だ。
ディズニー作品といえば“メッセージ性のある音楽”が作品を象徴することが多いが、80年以上前に作られた『ピノキオ』でも現代の作品と同様に、音楽で物語のテーマを語る手法が取り入れられていた。
世界中で人気を誇り、愛され続けているディズニーの名曲の数々。『アラジン』の「ホール・ニュー・ワールド」は、王女であるため自由を知らないジャスミンが、アラジンとともに魔法の絨毯に乗って“A whole new world(全く新しい世界)”へ旅立つことを歌った楽曲。
また、『美女と野獣』の「ビューティー・アンド・ザ・ビースト」は、野獣がベルと触れ合うことで徐々に“優しさ”を取り戻し、二人が恋に落ちるまでの過程を歌った人気曲だ。このように、ディズニーでは音楽で作品のメッセージを伝える手法が多く使われている。
今ではお馴染みの手法だが、80年以上前に制作されたアニメーション映画『ピノキオ』の時からすでにそうした手法は取り入れられていた。
「星に願いを」は、ディズニーの数ある楽曲の中でも初めてアカデミー歌曲賞を受賞したディズニーを象徴する楽曲。
計11回ものアカデミー歌曲賞の受賞経験を持つ作詞家ネッド・ワシントンが作詞した歌詞には、“願えば叶う”という世界中の誰の心にも響くようなまっすぐなメッセージが込められており、“本当の人間の子どもになりたい”というピノキオの願いを描く物語を表現しているのだ。
こうした手法を「ホール・ニュー・ワールド」、「ビューティー・アンド・ザ・ビースト」などの作詞でも踏襲した巨匠作詞家のアラン・メンケンは、以前「作詞をするときは、そのシーンを伝えるうえで適切な言葉や、物語をつづるために有効な言葉を選んでいるかの見極めを大事にしています。言葉を理解して、そのシーンで何を伝えたいのかを理解することが大切だと思います」と、音楽でメッセージを伝えることの大切さを語っている。
そして「星に願いを」は今もなお愛されており、SNS上ではディズニーファンから「本当に好き。なんでディズニーはこんな魅力的で心が優しくなるような曲を作れるんだろう」、「歌詞に不純物が無い…とても透き通っていて美しいなあ」、「唯一大人が子供の心に戻してくれる曲だと思う!」、「優しい歌…ふわふわ浮かんで素敵な物語に入り込んだみたいな、そんな感覚になれる」、など絶賛の声で溢れている。癒されるメロディーと合わせ、ディズニーを代表する名曲として世界中から愛されているのだ。
そんな珠玉の名曲が流れる『ピノキオ』がついにディズニー実写化映画として登場。
予告編では、『ピノキオ』のファンタジー感溢れる世界観や満点の星空とともに「星に願いを」が流れており、早速「『星に願いを』をこうしてまた聴けるの最高だ…」といった声が続出し、期待は最高潮に。アニメーション版の『ピノキオ』では、“良心役”としてピノキオを正しい方向に導く人気キャラクターのジミニー・クリケットが「星に願いを」を披露していたが、予告編で流れているのはブルー・フェアリーの声。
ディズニーを象徴する名曲は、果たして本作でどのような形で聴くことができるのか。期待が高まるばかりだ。
ロバート・ゼメキス監督と名優トム・ハンクスの手で2022 年、ファンタジックによみがえる実写映画『ピノキオ』は9月8日(木)よりディズニープラスにて独占配信開始。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)