コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、井出圭亮さんの漫画「トイレの花子さん」だ。同作は、ある少女がトイレをノックして「遊びましょ~」と言うと、トイレの中から“トイレの花子さん”が登場。しかしこの“花子さん”との遊びは、いわゆる「トイレの花子さん」のイメージとは異なり…というストーリーだ。7月26日に投稿されたツイートには、2万いいねを超える反響が集まっており、「憑依してて草」「思いっきり吹き出した」「ホラー要素どこ(笑)」「声出して笑った」といった声があがった。作者の井出さんに話を伺い、創作の裏側などを語ってもらった。
―― 7月に投稿された「トイレの花子さん」まとめは2万いいねを超える反響です。漫画に対する反響について率直な感想をお聞かせください。
いわゆるバズりというものは僕の人生に無関係だろうと思っていたので驚きました。様々なタイミングが奇跡的に合致したのだろうなぁと。拡散してくれた方々、見てくれた方々には感謝ですね…珍しい経験をさせていただきました!
―― 「トイレの花子さん」について、創作のきっかけをお教えください。
この漫画は、所属している漫画制作チーム・パッパポルペンで「令和版トイレの花子さん」を共通お題とし、それぞれ短編作品を描こう!という企画のものになります。「令和に花子さんがいたらどんな遊びをしているだろう?」と、勢いで笑ってもらえるような内容にしました。ちょっと僕のはふざけ過ぎな気もしますが(笑)。
――その他、漫画全般において、ネタを考える時に意識していることはありますか。
「演出」は一番意識しています。どんな面白いネタも演出をミスするとダイナシになりますし、逆に普通のネタでも演出次第で見違えるほど面白く化けると思っています。あとは読者を「驚かせたい部分」と「共感してもらいたい部分」がちゃんとリンクできているかもチェックしますね。
――今後の目標や展望があればお教えください。
藤本ケンシ先生と共に連載中の「何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?」をもっと盛り上げていきたいですね!歴史が苦手な方でも面白く読めるよう工夫を凝らしているので、沢山の方に読んでいただけるよう今後も頑張ります!それと年内にもう一本新連載が始まる予定ですので、そちらの方も何卒ご期待くださいませ!
――作品を読んでくれている読者やフォロワーにメッセージがあればお願いします。
皆さんが作品を楽しんでくださる事が僕の生き甲斐です。いつも本当にありがとうございます。Twitterでは趣味の呟きも多いタイプなのでお目汚し多いですが、気楽にお付き合いいただければ幸いです!
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