平野が全身で「滴るレンズ」を表現するシーンの撮影。水を降らせるセットにスタンバイした平野に「ヴィジュアルバンドのボーカルのような気分でおねがいします」と監督からの指示が。両手を広げて降り注ぐ水を全身で受け止め「滴る」姿は、まさにミュージックビデオのようなカッコよさだった。
撮影前、監督から「(平野の役は)“滴るレンズ”の言葉を見つけ、驚きのあまり店員さんに珍質問をし続けて最後にやっと、「そっか!」と納得するという、だいぶおかしな内容なんですけど(笑)」と、演出の説明を受けた平野は、そのあまりの天然キャラ設定に思わず笑ってしまう場面も。
撮影が始まると、平野と店員のやりとりの様々なバリエーションを撮影。30秒バージョンはカメラを長回しして撮影していたが、監督から「カット!」の声がなかなかかからないので、平野はどこまでも珍質問を繰り出し続ける。
平野:「目、風邪ひきません?」
店員:「ひきません!」
平野:「鼻水...」
店員:「たれません!目の話なのに鼻って言っちゃってますし」
平野:「あぁ...どういうこと??」
店員:「目の話なので。今、お客様鼻って言っちゃってます」
平野:「鼻から滴るのは?」
店員:「鼻水。風邪ですかね」
平野:「あ、そっか。あ、なるほど~!!」
と、納得したところで、満面の笑みを浮かべる監督からようやく「はい、カット!」の声が。カットがかかってホッとしたのか「僕らもどこまで続けたらいいのかわからかった~(笑)」と、はじける笑顔を見せた。
そんなおかしな設定のCMに、「紳士みたいな衣装だから、スマートにコンタクトレンズをつけて、ビシッとキメる系のCMなのかと勝手に想像していたんですけど(笑)」と茶目っ気たっぷりに本音をポロリ。予想していたCMとは少し違っていたことを明かした平野に、よい意味で予想を裏切った制作スタッフからは、してやったり!の笑みがこぼれた。
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