三山凌輝(BE:FIRST・RYOKI) 「泡吹きました。いい意味で神様のいたずら」、ファンだった中本悠太(NCT 127)との映画共演に感激

2022/09/09 08:30 配信

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映画「HiGH&LOW THE WORST X」に出演する三山凌輝(BE:FIRST・RYOKI)  撮影=梁瀬玉実

三山凌輝(BE:FIRSTRYOKI)が、以前から大好きだったという「HiGH&LOW」シリーズの最新作「HiGH&LOW THE WORST X」(9月9日公開)に出演。“天下井公平”という役柄やもともとファンだったという中本悠太(NCT 127YUTA)との共演について、また今後の俳優活動について語ってもらった。

大好きな作品に出演できて、すごく気合いが入りました


三山凌輝(BE:FIRST・RYOKI) 撮影=梁瀬玉実

ーー三山さんにとって「HiGH&LOW」シリーズはどんな存在でしたか?

作品自体がすごく好きでファンだったんです。特に前作の「HiGH&LOW THE WORST」は何回も見てるぐらい好きで、アクションシーンの撮り方もそうだし、爽快感とか、入ってくるストーリーの分かりやすさだったり。そういうのを含めてすごく大好きな作品だったんですよね。

「HiGH&LOW THE WORST X」(C)2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 (C)高橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX

前作を映画館で見た時に、続編があるっていうのもわかっていたので、1ファンとして楽しみにしていました。次の撮影をするときは数年後だとして、その時はきっと若手の人とかがキャスティングされるんだろうなぁ〜とか想像したり。だから、まさか自分にいい意味で飛び火が来るというか、そんな世界線になるとは思わなかったので、いち役者として嬉しい限りです。

ーー本作の出演が決まった時の気持ちを教えてください。

小学生の頃からボクシングをやっていたので、これは自分の特技が活かせるんじゃないかと思ったんですけど、まさかの人を金で動かす役で(笑)。あんまり自分が動かないのでカクッときましたが、その分芝居力で見せるというか演技のシーンが多かったので、すごく気合が入りました。

「HiGH&LOW THE WORST X」より、天下井(RYOKI)(C)2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 (C)高橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX

ーー天下井公平という役柄を知った時、どんなことを感じましたか?

悪役なのでこれは徹底して役作りをしなくちゃいけないなぁと思いました。また台本を読んでいくと、花岡楓士雄(川村壱馬:THE RAMPAGE)と対になる役だけど、似ているところや共通点があると思ったんです。

芯だったり自分を信じる気持ちみたいなものがしっかりあった上で真正面からぶつかるっていうか、天下井なりのアプローチがあるっていうか。ただの“悪役”対“善者”っていうものじゃなくて、どっちにも正義があるっていうか。ある意味、人間味が溢れてるキャラではあるなとは思いました。

中本悠太との共演に「泡ふいた!」 ずっと会いたかったけど不安も


「HiGH&LOW THE WORST X」より、須嵜(C)2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 (C)高橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX

ーーもともと中本さんのファンだということでしたが、今回バディーのような間柄の役だと知った時、どんな気持ちでしたか?

泡ふきました(笑)。僕K-POPが好きで、特に悠太くんはK-POP界で日本人メンバーがそんなに多くない時から活躍されていて、ずっとファンだったし、すごく応援していたんです。いつかお会いしたいなとか、BE:FIRSTが結成された時には、もしかしたらいつか会えるんじゃないかとか、一緒に音楽で共演やパフォーマンスができるんじゃないかとかも思っていたりしました。

でもまさか、こんなにも早く、しかもピンポイントで、自分と悠太くんに強い絆ができるような作品に巡り合うことができるなんて。本当にこういう世界線ってあるんだなってビックリしたのと、いい意味での“神様のいたずら”だなぁって思いました。

「HiGH&LOW THE WORST X」より(C)2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 (C)高橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX

ーー三山さんが感じている、中本さんの魅力を教えてください。

一言でいえば“人間性”ですね。人間味があふれているんですよね。僕はファンとして見ていた時間が長かったから、実は会うのが少しだけ不安だったんです。こんなに好きで応援してるけど、本当のところどういう人かってわからないじゃないですか。「もし会ってコミュニケーションし辛い方だったらどうしよう」とか思ってて(苦笑)。

でも、本当に信じられないぐらいウマが合ったんです。学生時代、同級生とかだったら、ずっと親友だったんだろうなって思います。地方でこの映画の撮影をしていた時、空き時間に2人でショッピングモールに行ったりとかもして。その時に、お互い同じ地域で育って同級生とかだったら、すごい楽しかっただろうなとかも感じましたね。

ーー対立する役となった川村さんとの関係はいかがでしたか?

壱馬くんは最初気を遣ってくれたのか、壱馬くん自身もあんまり最初からガツガツいかないタイプだったみたいで、僕の方から話しかけにいったりしました。そこからすごく仲良くなって、僕のことを「ここまで打ち解けやすい相手はいなかった」って、ずっといってくれてます。「信用できるヤツだ」ともいってくれていて、すごくうれしく感じていますね。

ーー挿入歌「Wings」を、川村さん、吉野北人(THE RAMPAGE)さん、中本さんと4人で歌われてみての感想を教えてください。

自分のパートの前後で聞こえてくる歌声が全然違う人で(笑)。BE:FIRSTとは声の質とかも全然違いますし、メンバーじゃない歌声が聞こえてきてから歌うって、なんだかおもしろいなって思いましたね。グループも事務所も違うボーカルが4人集まって歌うって、多分、今までにないんじゃないですか。それがすごくうれしかったです。

あと映画とか作品において「音楽ってやっぱり大事だな」って、改めて思いました。音楽が入ることによって、感動具合が全然違いますよね。劇中歌を歌わせてもらって、自分たちがこの作品にたくさん貢献できてるんだっていう喜びもあって、ものすごく感慨深いと感じました。