魔術師ウォンに“本物の”ミーガン・ザ・スタリオンも参戦…小ネタ満載で視聴者を虜に<シー・ハルク>

2022/09/03 07:15 配信

ドラマ 映画 レビュー

「シー・ハルク:ザ・アトーニー」の第3話が配信中 (C) 2022 Marvel

マーベル・スタジオの最新ドラマシリーズ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」の第3話が、9月1日にディズニープラス独占で日米同時配信された。超人関連の訴訟を専門とする弁護士、ジェニファー・ウォルターズ(タチアナ・マスラニー)が、30代の独身として、そしてスーパーパワーを持つ身長2メートルの緑色のハルクとして、悩みながらも人生を切り開いていく同作。第3話では、MCUの人気キャラ・ウォン(ベネディクト・ウォン)の登場などもあり、アメリカでは「#wong」がトレンド入りするなど、安定の盛り上がりを見せた。(以下、ネタバレを含みます)

ブロンスキーの仮釈放審理へ


9月1日に配信された第3話のサブタイトルは「エミル・ブロンスキーの仮釈放」。第2話でジェニファーの再就職先が大手法律事務所GLK&Hに決まったが、条件があった。それは「“超人法律部”の顔になってほしい」「常に“シー・ハルク”の姿のまま働いてほしい」、そしてハルクと因縁のある「エミル・ブロンスキー/アボミネーションの仮釈放の案件を担当する」こと。嫌々ながらも会って話をしてみると改心した様子で、ハルクからの許しを得たこともあって担当することに。うまくいきそうだと思ったところに、ブロンスキーに脱獄の嫌疑がかかり状況は一転…という展開になっていた。

ということで、第3話はブロンスキーの仮釈放審理の話に。アボミネーションのイメージの悪さから、ジェニファーが担当になったことがニュースで発表されると世界中から非難の声が上がる。“脱獄”に関してよくよく事情を聞いてみると、ブロンスキーいわく「無理矢理脱獄させられたが、自分の意思で檻房に戻った」という。そして、脱獄させたのは、あの“魔術師ウォン”だった。

壮大な“フリ”からウォン登場!


ジェニファーがまたしても“第四の壁”を越えて、「みんな、ウォンを見たいよね。でもカメオ出演が毎週あるドラマじゃないの。ブルース(ハルク)は例外。主人公は私」と視聴者に釘を刺していたが、それは壮大な“フリ”だった。

ウォンが登場し、証人になることを約束。確かに、ウォンの魔術があれば脱獄も簡単にできる。実際、ジェニファーの所に現れる時も、証人として審理に来た時もポータルから登場したぐらいだから。証人なのに、逆に罪に問われそうになると、しれっとポータルを使って逃げるシーンもあって、飄々(ひょうひょう)としたところにウォンらしさを感じた。ネット上でも「ウォンさんのマイペースに大爆笑」「ウォンさんかわいい」などの声が上がっていた。