上白石萌歌、姉妹で同じ仕事をしているのは“宿命”「姉に対して劣等感を強く感じていた時期もあった」

上白石萌歌 撮影=玉井美世子/スタイリスト=道端亜未/ヘア&メーク=奥平正芳

「(竹内涼真&横浜流星の)集中力や作品に臨む姿勢は見習うことばかり」


――カンナが憧れるのが、竹内涼真さん演じる山崎瑛と、横浜流星さん演じる階堂彬という、育ちも信念も違うエリートバンカーですね。主演の二人の姿を見て、上白石さん自身が感じたことは?

お二人にとっても、この作品は普段の生活では使わないようなせりふが膨大にあって、大変なのだろうなと思っていたのですが、そんなことを全く見せないぐらいお芝居に強さがありました。その集中力や作品に臨む姿勢は見習うことばかりで、ずっとしびれていた記憶があります。現場でもお二人がそろうと湧き立つ感じがありました。

「アキラとあきら」ビジュアル (C)2022「アキラとあきら」製作委員会


――上白石さんは「大人の仲間入りができた」とも話していましたが、自身にとっての理想の大人像はありますか?

私はずっと幼心や遊び心を持っている大人に憧れていました。立ち居振る舞いは大人なのに、どこか無邪気でいるみたいな。私自身、お仕事を始めたのが早かったので、想像以上に中身が老け込んでいるような気がしていて…(笑)。ちゃんとはしゃいだりできるようになりたいです。

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