――カンナが憧れるのが、竹内涼真さん演じる山崎瑛と、横浜流星さん演じる階堂彬という、育ちも信念も違うエリートバンカーですね。主演の二人の姿を見て、上白石さん自身が感じたことは?
お二人にとっても、この作品は普段の生活では使わないようなせりふが膨大にあって、大変なのだろうなと思っていたのですが、そんなことを全く見せないぐらいお芝居に強さがありました。その集中力や作品に臨む姿勢は見習うことばかりで、ずっとしびれていた記憶があります。現場でもお二人がそろうと湧き立つ感じがありました。
――上白石さんは「大人の仲間入りができた」とも話していましたが、自身にとっての理想の大人像はありますか?
私はずっと幼心や遊び心を持っている大人に憧れていました。立ち居振る舞いは大人なのに、どこか無邪気でいるみたいな。私自身、お仕事を始めたのが早かったので、想像以上に中身が老け込んでいるような気がしていて…(笑)。ちゃんとはしゃいだりできるようになりたいです。
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