歌舞伎俳優の中村獅童と初音ミクが共演する舞台に、観客がネット上から書き込みで参加するというまさに“異次元”なコラボレーションで話題になった「超歌舞伎」。
今年の“ニコニコ超会議”で披露された最新公演「花街詞合鏡(くるわことばあわせかがみ)」が、「にっぽんの芸能」(毎週金曜夜11.00-11.55NHK Eテレ)内で放送されることが分かった。
本作は、花魁に憧れていた町娘の未来(初音ミク)が傾城(けいせい)初音太夫となり、八重垣紋三(中村獅童)に一目ぼれする恋物語。
“AR技術”や、人物をリアルタイムで抜き出した映像を別の場所に投影する最新技術を使い、歌舞伎俳優の澤村國矢や、中村蝶紫とバーチャル・シンガーの重音テトらがスペクタクルな舞台を繰り広げる。
さらに、今回の放送では、“超歌舞伎”の持ち味である「ニコニコ生放送」で書きこまれたコメントが流れる仕様が採用されている。テレビ番組で50分以上“ニコ生”へのコメントを放送するのは初めての試みだという。
「よろず屋!」や「きたああああ!」などリアルタイムの掛け声は歌舞伎における“大向こう”を感じさせる。
自分のコメントが「にっぽんの芸能」で流れるかも? という目線でも楽しめる番組になっている。
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