迷いが晴れたリョーマ 次なる相手・フランス代表はキャラの濃さがすごい<新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP>

2022/09/01 17:05 配信

アニメ レビュー

第9話「仲間への想い」が放送(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト

シリーズ10年ぶりのTVアニメ化となる「新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP」(毎週水曜夜24:00-24:30、テレビ東京ほか)の第9話「仲間への想い」が8月24日に放送された。第9話では主人公の越前リョーマの葛藤と決意が描かれた。(以下、ネタバレが含まれます)

気のいいアメリカ代表に送り出され、リョーマは日本代表へ


天才テニス少年・リョーマを始め、各国代表選手がU-17W杯に挑む本作。前回、日本代表は予選リーグBブロックの最終戦で世界ランク2位の強豪国・スイス代表に敗退した。しかしプロプレイヤーであるアマデウスと激闘を繰り広げた亜久津仁の試合を観戦し、そしてドイツ代表の手塚国光から「本当に倒したい奴は誰だ」という言葉を投げかけられて以来、アメリカ代表のリョーマは浮かない様子が続いていた。

決勝トーナメント前日になっても練習に身が入らないリョーマを、兄のリョーガらアメリカ代表の仲間たちも心配していた。そんな中、主将のラルフ・ラインハートはリョーマが抱える迷いを見抜いており、彼にコートに入るよう命じて次々に代表メンバーと戦わせていく。本来の実力を発揮できず、誰と戦っても押されっぱなしのリョーマ。ラルフはリョーマがアメリカ代表にふさわしくないと断じ、「君のいるべき場所はここではない」と告げる。

アメリカ代表主将のラルフ・ラインハート(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト


その言葉に、リョーマは自分が一番成長できる、いるべき場所として日本代表や青春学園の面々の姿を思い浮かべる。こうして彼の中の迷いは晴れた。「本当はアメリカ代表の中心になってほしかった」と語るラルフら、アメリカ代表の面々に快く送り出され、リョーマは日本代表が待つコートに向かった。