――写真集のタイトルが「天使」ですね。
天使をイメージした写真集にしたいと思って決めました。
――ご自身が天使ということですか?
そういうイメージですね…もう、恥ずかしいからやめてよ!(笑)
――すみません(笑)。タイトルに込められた意味から自己肯定感が高いなと思ったのですが、それについてはいかがでしょうか。
撮影で自分の顔を知る機会が増えて「聖菜かわいいな」と思えるようになったので、以前と比べたら高くなりました。
――撮影というと、お子さんの蘭愛(らら)さんと一緒にお仕事をされていることもありますよね。芸能界に入ってほしいという気持ちもありますか?
蘭愛は聖菜よりも向いていると思うので、事務所に入れようと思っています。いい子なので、二人で撮影する時もスパスパ撮ってくれるんです。泣いたりぐずったりもしないから、現場でビックリされます。本当に尊敬しています。
――3歳とは思えないですね。
そうですね。本当は聖菜の誕生日と予定日が一緒だったんですけど、超難産で34時間から37時間かかったんです。
――17歳の時に出産したということですが、お母さんになった瞬間の心境は?
「やばい、うちママになるんだ」って思いました。想像もつかなくて、本当に未知でしたね。
――やはり最初は苦労しましたか?
苦労しました。聖菜のママとパパが厳しい人なので「高校は絶対に卒業しろよ」っていう圧があったんですよ。通信制の高校だったんですけど、当時は結婚もしていてやることがめっちゃ多かったので、やばかったです。
――大変な中、しっかり卒業されたんですね。
本当に頑張りました。今じゃ考えられないです。学校、「egg」の撮影、家事の全部をやっていた自分「カッケェ」って思います(笑)
――最後に、現在ギャルママとして頑張っている人たちに向けてメッセージをお願いします。
人の目を気にしないでギャルギャルして、めっちゃ楽しいじゃないですか。そういう人たちって格好良いから、聖菜も格好良く生きていきたいと思っています。ギャルを貫いて、ギャルママ仲間として一緒に頑張ろう!
◆取材・文=大野代樹