木彫りの人形“ピノキオ”が、“本当の子どもになりたい”と夢見るファンタジー作品「ピノキオ」。1940年に公開されて以降、世代を超えて愛され続けてきたアニメ作品が80年の時を超えて実写映画化され、9月8日よりディズニー公式動画配信サービス・ディズニープラスにて日米同時見放題独占配信が始まった。「動くピノキオのかわいさよ」「綺麗な映像、懐かしいストーリーに心が洗われました」など、早くも感動の声が集まっている。 (以下、ネタバレが含まれます)
名作アニメ「ピノキオ」は、「白雪姫」(1937年公開)に続く、ディズニー・アニメーション長編作品の2作目という歴史ある作品だ。今回の実写化は「美女と野獣」(2017年) や「アラジン」(2019年)などの成功を経て、満を持して制作された。
一人孤独に暮らす風変わりなおじいさん・ゼペット(トム・ハンクス)が作った木彫りの人形・ピノキオに、妖精・ブルー・フェアリーが魔法をかけて命を授ける。ピノキオに命が宿り驚くゼペットの心配をよそに、ピノキオは無邪気に“本物の人間の子ども”になるため奮闘。流れ者のコオロギ、ジミニー・クリケットは、そんなピノキオに善悪を教えながら導いていこうとする、ピノキオの“良心”だが、ピノキオにあらゆる誘惑や試練が襲い掛かる。「ゼペットの息子になりたい」という願いをかなえるため、ピノキオは大冒険を繰り広げる、という物語だ。
実写化の知らせに「うそをつくと鼻が伸びる名シーンを見たい」「魔法で命を吹き込まれたピノキオの動きが楽しみ」といったファンの期待が集まっていた。名曲「星に願いを(When You Wish Upon a Star)」は「ピノキオ」から生まれ、1940年の米アカデミー賞で歌曲賞・作曲賞を受賞している。すべてのディズニー映画のオープニングで流れる曲、といえば誰もがピンと来るだろう。
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