仲野太賀主演ドラマに市川実日子、要潤、KAZMA、石崎ひゅーい、檀れい、柄本明らの出演が決定<ジャパニーズスタイル>

2022/09/10 07:00 配信

ドラマ 速報

KAZMAコメント


月並みなのですが、最初にお話を伺った時はドッキリだと思いました。本読みの段階で、すごく叱られたり、追い詰められたりするのかなぁと。しかし、共演者の方々がそろわれた時に、「あ、これドッキリじゃないんだ」と(笑)。そこから緊張し始めました。

ドラマは初めてですので、本当によく分かっていないのですが、浮野という役に関しては、僕に依頼があったくらいだから、素のままでそんなに作らなくてもいいのかなと思っていました。きっと、僕に合う役をいただいたと思っていたので。

しかし、監督さんから「日焼けをしてくれ」と言われ、眉毛も剃られました。今までやったことのないタイプの役柄だったんです。ですが、どんな役柄でも徹底した役作りでこなすロバート・デ・ニーロが好きなので、眉毛くらい剃っても問題ありません!

なるべく、金子さんの台本通りにお芝居をして、周りに迷惑をかけないようにということだけ心掛けますが、金子さんの理想通りにはきっと動けないので、諦めてもらって(笑)。でも、なんとか理想に近づけるように頑張ります!

共演者の方々も、仲野さんをはじめ、テレビで見ていた方たちばかりです。仲野さんはめちゃくちゃ腰が低くて「あんなに売れてるのに…もはや勝てるところねぇな」って思いました(笑)。皆さん、いい人そうですので、どのくらい僕が混ざっていけるのかは期待したいし、試したいですね。

でも、これで爪痕を残そうとか、これで売れるんだ!という気持ちは極力抑えます(笑)。うまい具合に作品の“歯車”になれるようにできたらと思っています!

石崎ひゅーいコメント


ジャパニーズスタイル」への出演が決まった時は、まず、太賀とこうやって同じフィールドで仕事ができるのがうれしいと思いました。2016年に映画「アズミ・ハルコは行方不明」で共演させてもらって、そこから3年後に菅田(将暉)くんが監督したショートフィルムでも一緒に演技をして。

さらに3年を経て今作ですので、3年周期で太賀と芝居をしているなと感慨深かったです。その間、お互いに切磋琢磨してきたと思いますので、また再会できるのが楽しみですね。

個人的には久しぶりのドラマ出演ですので、半分は不安な気持ちもあります。しかも、すごく癖のある役ですし…。深川監督とご一緒したこともあるのですが、その時も癖のある役だったので、監督は僕のことをこういうふうに見ているのだろうなと感じています(笑)。

深川監督から、「凛吾郎はネジが1、2本外れてぶっ飛んでいるけど、いつも幸せを感じてニコニコしている」とお伺いしていましたので、実は昨日、リハーサルスタジオに入っていたのですが、バンドのメンバーに趣旨を説明して、凛吾郎の状態で音楽のリハをしていました(笑)。

また、金子さんの作品は「プロポーズ大作戦」(2007年/フジテレビ)や「コントが始まる」(2021年/日本テレビ)とかを好きで見ていましたので、金子さんの世界観の中に自分が入ることができるという興奮がありました。

シットコムに関しては、僕は普段、音楽をやっていてライブをしているので、その時にしか生まれない空気とかを感覚的に求めているところがあります。表現者としてそういう空気を作り出すのが喜びであり、とてもスリリングなことだと思っています。

ですので、楽しめればいいなと思いますが…正直、いっぱいいっぱいです(笑)。風情があって、侘び寂び(わびさび)があって、情緒があって、そして、笑いがある…これが日本式のコメディーなんだというふうにできたらいいなと思っています。