NCT 127中本悠太、撮影現場で過ごした“青春”「人生の中の大切な一部になった」

2022/09/09 22:07 配信

映画 会見

中本悠太撮影=山田健史

NCT 127のYUTAこと中本悠太が9月9日、都内にて開催された映画「HiGH&LOW THE WORST X」初日舞台あいさつに、川村壱馬吉野北人三山凌輝(BE:FIRST・RYOKI)、前田公輝塩野瑛久、平沼紀久監督、二宮”NINO”大輔総監督と共に出席。16歳で渡韓し、青春を味わえなかったという中本が、同作の撮影現場で過ごした日々を「人生の中の大切な一部になった」と振り返った。

男たちの友情と熱き闘いを様々なメディアで描く「HiGH&LOW」シリーズ。本作は、高橋ヒロシ氏の人気コミック「クローズ」「WORST」がクロスオーバーした映画「HiGH&LOW THE WORST」の続編となる。

「急きょ参戦が決まった」中本悠太


韓国で活動している中本について、司会は「実は当初来日できない予定だったにも関わらず、急きょ参戦が決まった」と紹介。

また、映画本編では黒髪である中本が金髪となっていることを受け、司会が「全体的な雰囲気が毎回違う」と語ると、中本は「みんなが少しでも変わった中本悠太を知れるように、毎回ちょっとチェンジしている」とあえてイメージチェンジを細かく行っていることを明かしつつ、「けど、逆にわかりづらいということを言われるんですけど(笑)」とぶっちゃけた。

中本の来日について塩野は「LINEで『瑛くん来れることになったよ』って言ってくれて。『素敵な仲間に出会えたから、絶対に僕も参加したいと思ってスケジュールを合わせてもらった。自分から言った』という風に言ってくれた」と感激。前田も「俺にも個人的にLINEくれた」と喜んでいた。

一方、中本は「本当は秘密にしてみんなを驚かせたいなと思っていたんですけど、なんか告知が出てて(笑)」と来日が告知されてしまったことで、サプライズをできなかったと吐露。「『これは言うしかないな』と連絡させてもらった」と連絡の理由を語った。

サプライズの手紙に「鳥肌立ちました」

「HiGH&LOW THE WORST X」初日舞台あいさつより撮影=山田健史


イベントの終盤には、川村が中本と三山に対してサプライズで感謝の手紙を読み上げる一幕も。

手紙の感想を聞かれた中本は「鳥肌立ちました」と感激。「僕、韓国に16(歳)の時に渡ったので、なかなか青春っていうものを味わえてなくて。もし普通の高校生活を送っていたら、こんな感じで友達と和気あいあいと過ごしてたのかな」としみじみと撮影を振り返った。

さらに「一番印象に残っているのが、壱馬くんと誰もいない音楽室みたいなところで深夜2時くらいにしゃべっていたんこと。そういった一つ一つの現場での風景だったり、みんなでストーブを囲いながらしゃべったり、凌輝と打ち合わせしたり、監督と打ち合わせしたりっていう一つ一つの風景が、僕にとって人生の中の大切な一部になった」と同作で過ごした“青春”をかみ締めていた。

※高橋ヒロシの「高」は「はしごだか」

◆取材・文=山田健史