菅田将暉、「仮面ライダーW」オーディション秘話語る「不思議なスタートでした」<初耳学>

2022/09/11 22:53 配信

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「日曜日の初耳学」に俳優・歌手の菅田将暉が登場! (C)MBS

9月11日に放送された「日曜日の初耳学」(MBS/TBS系)の「インタビュアー林修」コーナーに、俳優で歌手の菅田将暉が登場。林修を聞き手に、初主演作「仮面ライダーW」(2009年、テレビ朝日系)のオーディション秘話や今後やってみたいことを打ち明けた。

導かれるようにオーディションに参加


2008年の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で1万5338人からファイナリスト12人に選ばれ、高校1年生で単身上京した。そのわずか数カ月後、俳優としてのキャリアの根幹を作ることになる作品と出会う。「仮面ライダーW」だ。

「当時のマネージャーさんとあいさつ回りしていたんです。銀座でちょっと時間が空いて、ぱっと見たら『そこに東映さんがある。行ってみよう』と言われて。ついていったら仮面ライダーのプロデューサーさんがいて、『今オーディションやっていて、明日来てくれたら参加できるよ』と」。導かれるようにして得たチャンスをものにして、史上最年少で主演を勝ち取った。

「飛び込み営業の延長線上で受かったようなものですか?」と林先生が尋ねると、菅田も「本当にそうなんです。不思議なスタートでした」としみじみ。

その大役で、仕事への心構えも学んだ。「撮影開始の前日にみんなでご飯を食べながら、『ここから1年、君たち次第でこの長い仮面ライダーの歴史が終わるかもしれない。よろしくな』って言われた時に、初めて感じた責任感…。俺のせいで仮面ライダーが終わるのはダメだよなぁって」と、強烈なプレッシャーを感じたという。

それだけに、学びも多かった。菅田曰く「1年かけて一つの役をつくるっていうのを勉強できたのが良かったと思います」。その経験が「(基礎に)メチャクチャなっている」とも語った。

「これは今やるべきなんだな、と」


キャリアを重ね、2013年に主演映画「共喰い」で第37回日本アカデミー賞新人賞を受賞。映画「アルキメデスの大戦」(2020年)、「糸」(2021年)、「花束みたいな恋をした」(2022年)で3年連続日本アカデミー賞優秀主演男優賞受賞という偉業も成し遂げ、日本を代表する主演級俳優となった。

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