HiHi Jets(高橋優斗、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)と美 少年(岩崎大昇、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世)、内博貴が9月11日、都内で行われた舞台「少年たち あの空を見上げて」の公開ゲネプロ・初日前会見に出席した。
1969年の初演以来、上演のたびにアレンジを加えながら進化を遂げ、「少年たち」シリーズとして愛され歴史をつないできた同舞台。Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow ManらもジャニーズJr.時代に出演していたことから、同シリーズは“若手の登竜門”的存在になっている。
2021年に引き続き座長を務めるHiHi Jetsと美 少年。互いに前回と変わったところを聞かれると、高橋は美 少年について「毎年夏のドラマとかを6人でやっていたりするので、一人一人の心の動きがより繊細だな、という感じがします」と明かした。
一方、浮所がHiHi Jetsに関して「より移動速度が早くなったな、と思います」と冗談を飛ばすと、猪狩は「いやいや(作品では)ローラー(スケート)はいてないから！ 普通に足早くなっただけじゃん」と即座にツッコミ。会見でも抜群のチームワークを見せた。
浮所は気を取り直し「同じく、1年の時を経て個々でお芝居もされていると思うので、声の出し方や表情、細かい自分の作ったキャラクターの動きは1年前よりもかなり進化しているなと感じます」とHiHi Jetsの進化を口にした。
バスケットボールのシーンもみどころの一つとなるが、練習期間は短い時間だったという。高橋はバスケシーンがあると聞いたとき「絶望した」そうで「(練習の)1日目とかやばかったよね」と振り返る。続けて高橋が「今年の『少年たち』は、バスケがあることによってよりチームワークが深まった」と話すと、他のメンバーも口々に「確かに」とうなずいた。
また、猪狩は「『少年たち』って、自分たちで好きなものを選んで食べる方式なんですけど、毎週水曜日は内くんがおごってくれるっていうふうに…」と内とのエピソードを告白。内も「それをせがまれました」とうなずいた。
高橋が「稽古場では既にドーナツを入れていただいて」と明かすと、内は「『ドーナツを入れていただいて』っていうか、君たちほぼ山賊よ！」と反応。内は「稽古場初日に、作間が滝沢(秀明)くんに携帯見せながら『おなか空いたんですよね』ってせがみに行ってて。滝沢くんは優しいから『いいよ、頼みなよお弁当』って言って頼んでいたんです。そしたら、そのまま作間が俺の目の前に来て『内くん、次デザートが欲しいんです』って」と作間から“おねだり”されたことを暴露した。
会場は笑いに包まれ、内は「僕的には初日からみんなと打ち解けられたかな、と思えてすごくうれしかったですね」と心境を告白。作間は自分からはそんなことはしない、と言い、HiHi Jetsのメンバーからの後押しもありその行動に出たのだと弁解していた。
◆取材・文＝山田果奈映
※高橋優斗の高は正しくははしご高、岩崎大昇の崎は正しくは立つさき
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