グラビアアイドルの藤乃あおいが1st写真集「Aoi 藤乃あおい写真集」(双葉社)の発売を記念して、9月11日に都内でイベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。
藤乃は2020年にデビューし、100cm&Iカップとあどけない美少女さで注目され、2021年は「グラビア・オブ・ザ・イヤー2021」グランプリを受賞。今回、ファン待望の写真集となった。
「カメラマンが巨匠の沢渡(朔)さんで、どの写真を見ても素晴らしいです。写真集に入らなかった写真も本当にきれいに撮っていただきましたし、完成した写真集を見ると『ありがとうございます!』という気持ちでいっぱいになりました」と、初の写真集の感想を伝えた。
そして、「芸能のお仕事をする前から、写真集って一人だけの本なのでそれが出せるのってすごいことだなって思っていました。このお仕事をするようになって、そのすごさをより感じて、『出せたらいいな』という気持ちになっていたので、すごくうれしいです」と改めて写真集が発売された喜びを語る。
撮影は、6月中旬に千葉県で行われた。「田舎の家というか、古民家みたいなところに住んでいるおとなしそうな女の子、というコンセプトで撮影しました。天気が悪くて雨が降っていて、初っ端から“濡れている草の上に寝っ転がる”みたいな感じでしたね。あと、虫が苦手なんですけど、お花を抱えているシーンで、めっちゃクモと見つめ合ってました。『動くなよ!』って思いながら(笑)。撮影以外だと、泊まった所で出してもらったお料理が、(両手を広げて)これぐらいの舟盛りだったんです!」と笑顔で撮影時を振り返った。
表紙のカットを含め、大胆で思い切ったセクシーな写真も多数掲載。「1stっぽくないような布の少なさ。表紙は布がないですね(笑)。布がないのにいやらしくなく、きれいに仕上がっていてありがたいなって」と話し、「撮影は、最初ワンピースから始まって、お風呂場で水着になって、そこから段々と脱いでいきました。『下も行っちゃおうか』みたいな感じでスルリとこうなりました(笑)」と撮影の様子を詳しく説明した。
「恥ずかしさは?」という質問には、「こんなに脱いだことはなかったので、最初はちょっと戸惑いましたけど、段々慣れてきたというか、撮っている時の雰囲気が良かったので楽しかったです。“恥ずかしい”と思ったのは最初だけでした」と答えた。
お気に入りの写真に関しては、「照明を使わずに自然光だけで撮っていて、髪で胸を隠しています。浜崎あゆみさんのジャケットがめっちゃ好きでやってみたかったんです」と、浜崎あゆみのシングル「LOVEppears」のジャケット写真のようなカットが採用されたことを喜んだ。
この写真集が発売されたのが8月25日。周りからいろんな反響が届いているようだ。「友達も買ってくれてて、『届いた』って連絡をくれたり、『めっちゃ脱いでるやん』って言われたりしました(笑)。親も2冊買ってくれました。両親とも応援してくれてるのでありがたいです。ファンの方からも『めっちゃきれい』って言ってもらえたりしました。『布が少ない』とか『1stがこれやったら2冊目はどうなるんやろ?』とか(笑)」と、届いたいろんな感想をうれしそうに報告。売れ行きも好調で、発売1週間で重版も決定している。
9月29日に24歳の誕生日を迎える藤乃。「最近、歳を感じています。元々ショートスリーパーなんですけど、『寝ないと無理!』ってなったり、物覚えが悪くなったり。でも、頑張ります(笑)。今回、目標だった写真集を出せたんですけど、2回目もあればいいなという気持ちはもちろんあります。他のジャンルのお仕事にもチャレンジしたい気持ちはありますけど、今はグラビアのお仕事をこのまま頑張っていきたいと思っています」と、今後の目標について話し、囲み取材を締めくくった。
◆取材・文=田中隆信